前のトピック: サービス イメージ次のトピック: 会話型要求が処理される方法


仮想化の動作の仕組み

サーバが存在しない場合、CA Service Virtualization は、クライアントのためにサーバの動作をシミュレートします。 このプロセスは、サーバの仮想化と呼ばれています。 このプロセスでは、VSM が参照するサービス イメージをロードして、VSE ダッシュボードで実行する必要があります。

VSE が要求を受信すると、その要求が確認され、VSE 内の既存の会話状態(セッション)と照合されます。 たとえば、Cookie の ID またはその他のいくつかのセッション識別子は、HTTP などのステートレス プロトコルの要求を「関連付け」ます。 VSE では会話状態を使用して、「現在のトランザクション」が会話ツリーのどこに位置するか、また以前サブミットされた認証トークンなど、現在の要求の一部ではないが後続の応答で使用されているその他の「状態」を特定します。 例としてユーザ名があります。

既存のセッションが見つからない場合、VSE は要求をイメージの各会話のスタータ トランザクションと照合します。 一致するものがあった場合、セッションが作成され、セッションから関連する応答が返されます。 セッションは、VSE によって「参照」された後、2 分間保持されます。 この動作は、lisa.vse.session.timeout.ms プロパティによって変更できます。 会話スタータが一致しない場合、セッションは作成されず、定義された順にステートレス トランザクションのリストが確認されます。 一致が見つかった場合は、適切な応答が返されます。 それでも一致が見つからない場合は、「不明な要求」応答が送信されます。

VSE が以前のセッションを検出し、会話の途中の場合、次のトランザクションの一致は多くの要因に依存します。 これらの要因には、ナビゲーションおよび一致許容差が含まれます。

VSE が会話型およびステートレス トランザクションに一致するトランザクションを検出しない場合は、一致しない会話型またはステートレス要求に対して送信する必要のある応答の種類について、もう一度サービス イメージを確認します。

詳細:

会話型要求が処理される方法