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手動による NULL セッション共有の作成
CA DMM は System ユーザ アカウントで実行されるため、DNA ファイルが保存されるディレクトリは NULL セッション共有でなければなりません。 他のプロシージャの実行に先立って NULL セッション共有をセットアップする必要があります。
NULL セッション共有を手動で作成するには、以下の手順に従います。
- regedit.exe ファイルを実行して Registry Editor を起動します。
- 以下のレジストリ キーを見つけます。
HKEY_LOCAL_MACHINES\System\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters\NullSessionShares
注: NullSessionShares は REG_MULTI_SZ 値です。
- NULL セッションでアクセスしようとする共有の名前を、NullSessionShares キーに、改行後の新しい行として記述します。 たとえば、DNAData$ と入力します。
- 以下のレジストリ キーを見つけてクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINES\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\LSA
- [編集]メニューの[新規]をクリックし、DWORD 値を選択して、以下のレジストリ値を追加します。
値の名前: RestrictAnonymous
データ タイプ: REG_DWORD
値: 0
- Registry Editor のウィンドウを閉じてサーバを再起動します。
- 共有フォルダに次のプロパティを設定します。
- [共有アクセス許可]に「Everyone」を追加します。
- [セキュリティ]タブで「Everyone」に対してフル コントロールの権限を設定します。
- Windows のローカル セキュリティ設定で、[ネットワーク アクセス: Everyone のアクセス許可を匿名ユーザに適用する]を[有効]に設定します。
DMM ソース共有が Active Directory にリンクされていない場合、DMM 展開が失敗する
症状
DSM ドメイン マネージャおよびエージェント コンピュータが Active Directory 上に存在し、DMM ソース共有コンピュータがいずれの Active Directory にもリンクされていない場合、DSM エージェント コンピュータ上でのストアの展開と手順の適用が失敗します。
解決方法
Client Automation が DMM ソース共有と通信できないため、展開が失敗します。
次の手順に従ってください:
- DMM ソース共有が利用可能なコンピュータ上で、ゲスト ユーザのログインを有効にします。
- 以下の Windows 設定を使用して、ネットワークを介するゲスト ユーザのアクセスを許可します。
- [ファイル名を指定して実行]の[名前]プロンプトに「secpol.msc」と入力します。
[ローカル セキュリティ設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [セキュリティ設定]-[ローカル ポリシー]-[ユーザー権利の割り当て]に移動します。
- [ネットワーク経由でコンピュータへアクセスを拒否する]ポリシーの下に、ゲスト ユーザがリスト表示されていないことを確認します。
ゲスト ログインはコンピュータ上で有効です。
Windows Server 2008 で、リストア フェーズ中に、DMM の適用プロシージャの実行に失敗する
DMM ネットワーク共有を Windows Server 2008 以降で実行する場合、リストア フェーズ中に、DMM の適用プロシージャの実行が、いずれかのターゲット マシンのランタイム エラーで失敗します。
以下のいずれかの手順に従います。
- Windows Server 2003 SP2 で実行される DMM ネットワーク共有を使用します。
- SMB 2.0 を以下のように無効化し、Windows Server 2008 SP2 または Windows Server 2008 R2 で実行される DMM ネットワーク共有を使用します。
- regedit を開きます。
- HKLM、System、CurrentControlSet、Services、LanmanServer、Parameters に移動します。
- smb2 という名前の DWORD キーを追加し、値を 0 に設定します。
- サーバを再起動します。
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