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マイグレーションの種類および FIPS モードの選択

実行するマイグレーションの種類を定義する必要があります。 Director セットアップでは、この選択に基づいて遅延マイグレーションとリアル タイム マイグレーションのいずれかの手順が示されます。これに従うことで、マイグレーション処理の自動化を設定できます。

また、使用する FIPS モードを指定する方法についても説明します。

マイグレーションの種類および FIPS モードを選択する方法

  1. 以下のマイグレーションの種類から 1 つを選択します。
    DNA ファイルを使用した遅延マイグレーション

    DNA ファイルを作成してデータ ディレクトリに格納します。

    ネットワーク経由のリアル タイム マイグレーション

    リアル タイム マイグレーションの対象となるソース ワークステーションとデスティネーション ワークステーションを定義します。

  2. 適切な FIPS モードを選択します。
    FIPS 推奨

    FIPS 準拠の暗号化が推奨されることを指定します。 このモードは下位互換であるため、CA DMM の旧リリースを使用して作成されたパスワード保護 DNA ファイルにアクセスできます。 ただし、コンピュータに Client Automation がインストールされている場合、CA DMM は Client Automation と同じ FIPS モードで動作します。 たとえば、FIPS 推奨モードが選択されている場合でも、Client Automation が FIPS のみモードで動作していれば、CA DMM も FIPS のみモードで動作します。 コマンド ライン オプションを使用すると、CA DMM が Client Automation の FIPS モードを無視するように設定できます。 詳細については、「リファレンス ガイド」を参照してください。

    FIPS のみ

    FIPS 準拠の暗号化のみが許可されることを指定します。 このモードは下位互換ではないため、CA DMM の旧リリースを使用して作成されたパスワード保護 DNA ファイルにはアクセスできません。

  3. [次へ]をクリックします。

関連項目:

[マイグレーションの種類および FIPS モードの選択]ページのマイグレーション ファイル設定