DMM Director のコマンド ライン オプションとその構文、および使用規則は以下のとおりです。
マイグレーション ファイルには、マイグレーション ファイル パラメータを除きコマンド ライン パラメータと同等のオプションが用意されています。 コマンド ラインの長さが制限を超えないように、マイグレーション ファイルのオプションを使用することをお勧めします。
実行するマイグレーション ファイルのパスとファイル名を指定します。
このオプションは必ず指定します。パラメータはありません(パスとファイル名のみを指定します。スイッチを指定する必要はありません)。
環境変数および DMM 変数を使用できます。
例: "C:\DirectorMigration\Source System.dmx"
Internet Explorer またはライブラリのインストールが終了すると、DMM Director によってシステムが再起動されます。 再起動後にユーザがログインすると、マイグレーションが自動的に開始されます。 このコマンド ライン パラメータは、マイグレーションを自動的に開始しない場合に指定します。
例: -DontRestartAtReboot
一部のシステムでは、ライブラリをインストールする必要があります。 このパラメータに続けて、libinstaller のパスを指定する必要があります。
環境変数および DMM 変数を使用できます。
例: -LibInstaller "C:\DirectorMigration\DDNAInst\disk1\LibInst\Setup.exe"
DMM Director のログ ファイルには、CA DMM および DMM Director のリターン コードなど、自動マイグレーションに関する詳細情報が記録されます。 マイグレーションごとにログファイルが 1 つ作成されるので、ファイル名が重複しないように設定することもできます(DMM 変数を使用するなど)。
このパラメータの後に、DMM Director のログ ファイルを保存するための有効なパスとファイル名を指定する必要があります。
環境変数および DMM 変数を使用できます。
例: -LogFile "C:\DirectorData\Logs\%DNA_Machine_Name%.log"
このパラメータでは、各マイグレーションで DMM Director ログに出力し、保存する詳細情報のレベルを設定します。 レベルを設定しない場合は、デフォルトで「非常に詳細」に設定されます。
このパラメータに続けて、詳細情報のレベルを表す数字を指定する必要があります。
0 = エラーのみ
1 = 警告およびエラー
2 = 情報、警告、およびエラー
3 = 非常に詳細
例: -LogLevel 2
このパラメータは、必要なインストール処理またはマイグレーションの終了後にワークステーションを再起動しない場合に指定します。
注: このオプションでは、CDOM95 インストーラによる再起動を無効にできません。
例: -NoReboot
このパラメータは、テスト シナリオの実行時に CA DMM を起動しない場合に指定します。 自動処理のテスト時にマイグレーションを実際に実行しない場合、このパラメータを設定します。 ログ レベルが 2 以上に設定されている場合、CA DMM を起動してマイグレーションを実行したコマンド ラインが Director ログ ファイルに書き出されます。
例: -NoDDNA
このパラメータを指定すると、必要に応じてライブラリ インストーラが実行されます。それ以外の処理は実行されません。 ライブラリをインストールするとコンピュータが再起動するので、自動マイグレーションを実行する前にライブラリをインストールすることもできます。
例: -OnlyInstallLibs
このパラメータを指定すると、再起動することを警告するダイアログ ボックスが表示されます。ユーザはこのダイアログ ボックスで再起動をキャンセルできます。 コンピュータが再起動するまでの時間は秒数で指定します。
例: -RebootTimeout 15 (この場合は、コンピュータが自動的に再起動する前に警告ダイアログ ボックスが 15 秒間表示されます)
このパラメータを指定すると、コマンド ライン ヘルプが記載されたダイアログ ボックスが表示されます。 それ以外の処理は実行されません。
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