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Active Directory ユーザ

コマンド ラインでユーザ名の前に Active Directory 名を入力することで、Active Directory ユーザを指定することができます。

ユーザおよび Active Directory コンテナの指定には、ワイルドカードと変数を使用できます。

ワイルドカードを使用することはできますが、ユーザ コマンド ラインの先頭にアスタリスクを入力すると、Active Directory のステータスとは無関係にすべてのユーザ(ワイルドカード ユーザ)が選択されるので注意が必要です。 マイグレーションのローカル ユーザまたは特別なユーザではなく、Active Directory ユーザのみを選択するには、以下の例のようにアスタリスク(*)の前に疑問符(?)を入力します。

ドメイン ユーザをマイグレートするための構文は以下のとおりです。

/user <active directory>[(\<コンテナ>)|(\<組織単位>)+]\<ユーザ名>

コンテナおよび組織単位のルール

例 1: コンテナ内の Active Directory ユーザのマイグレート

以下のコマンドを実行すると、以下に属するユーザ Michael Smith がマイグレートされます。

Active Directory: PM.ca.com

コンテナ: Users

ユーザ: Michael.Smith

/user PM.ca.com\Users\Michael.Smith

例 2: 2 つの組織単位に含まれるユーザのマイグレート

以下の例では、以下に属するユーザ Michael Smith がマイグレートされます。

Active Directory: engineering.ca.com

組織単位: Enterprise

組織単位: Engineer

/user engineering.ca.com\Enterprise\Engineer\Michael.Smith

例 3: 2 つの組織単位に含まれるすべての Active Directory ユーザのマイグレート

以下の例では、以下に属するシステム上のすべてのユーザがマイグレートされます。

Active Directory: すべての Active Directory

組織単位: すべての組織単位

組織単位: すべての組織単位

/user ?*\*\*