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テンプレートによる選択適用処理の作成

DNA ファイルの一部だけを適用する場合があります。 マイグレーションの適用側として作成したテンプレートを使用して選択適用を自動化するには、以下の手順に従います。

  1. DNA ファイルに保存するテンプレートを作成します。

    テンプレートには、ソース マシンから DNA ファイルに保存するすべての項目を含めます。

  2. デスティネーション用に別のテンプレートを作成します。

    デフォルトでは、DNA ファイルに保存されたすべての項目が選択され、デスティネーション マシンに適用されるため、別のテンプレートを作成する必要があります。 独自の宛先テンプレートを作成するには、適用に使用するテンプレートを開き、DMM Template Editor の左側のペインのツリーにある[ユーザ]、[システム]、[アプリケーション]、[ファイル]、および[フィルタ]ブランチから宛先に適用しない項目を削除します。

  3. DNA ファイルから適用するユーザ、アプリケーション、またはファイルをリダイレクトするには、ブランチをクリックし、[リダイレクト]タブをクリックして、DMM Template Editor の左側のペインでリダイレクトを定義します。
  4. このテンプレートを別の名前で保存します。
  5. [スタート]メニューから DMM Options Editor を開きます。

    DMM Options Editor が開きます。

  6. [ファイル]メニューから[開く]を選択するか、[開く]ツールバー ボタンをクリックします。 CA DMM がインストールされているフォルダに移動し、DDNAOptions.dox ファイルを選択します。
  7. DesktopDNA.exe を実行していない場合は、[ファイル]メニューから[新規作成]を選択します。
  8. DMM Options Editor の左側のペインで[詳細設定]をクリックします。

    DMM Options Editor の右側のペインに DMM の詳細オプションが表示されます。

  9. [アイテムを選択しないで DNA ファイルを開く]オプションを探します。 このオプションを True に設定すると、マイグレーション対象の項目が選択されていない状態で DNA ファイルがロードされます。 この場合は、テンプレートを開き、テンプレートで選択した項目のみを適用できます(選択適用)。

    このオプションはデフォルトで False に設定されています。

  10. [アイテムを選択しないで DNA ファイルを開く]チェック ボックスをオンにして、設定を True に変更します。
  11. DDNAOptions.dox ファイルを別の名前で保存します。
  12. デスティネーション マイグレーションを実行する場合は(既存の DMM オプション ファイルを編集するのではなく新規 DMM オプション ファイルを作成した場合)、コマンド ラインでこの新しい DMM オプション ファイルを指定する必要があります。 構文は以下のとおりです。
    "Path to the DesktopDNA.exe file" /O "Path and file name of the new DDNAOptions.dox file"
    

DMM コマンド ラインの作成および使用方法については、「コマンド ライン インターフェース」を参照してください。