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Solaris ゾーン上の Solaris ネイティブ パッケージのアップグレード

インストールした CA ControlMinder を、インストールされたほかのソフトウェアと同様に管理するには、CA ControlMinder Solaris ネイティブ パッケージをカスタマイズしてインストールします。 すべてのゾーンで必ず同じ CA ControlMinder バージョンを使用するようにしてください。

Solaris ネイティブ パッケージングでは、デフォルトで、ユーザによる操作を必要とする場合があります。また、サイレント モードでインストールを実行するためには、以下のように設定することを推奨します。

注: インストール管理ファイル(myadmin)およびその使い方の詳細については、pkgadd(1M) および admin(4) に関する Solaris のマニュアル ページを参照してください。

次の手順に従ってください:

  1. サイレント インストールを有効化するために $CONFIG_DIR 内にインストール管理ファイルを生成します。
    convert_eac_pkg -p
    

    ファイル「myadmin」は一般的なテンプレートから作成されます。

  2. myadmin ファイルを編集し、以下の設定を変更します。
    setuid = nocheck
    action = nocheck
    

    サイレントモードで実行するようにインストール管理ファイルを設定しました。

  3. -n オプションを使用して、カスタマイズされた CA ControlMinder パッケージをサイレント インストールします。

    以下のいずれかの操作を実行します。

  4. 2 つのバージョンが同時に存在することを確認します。
    > ls -l /opt/CA/
    /opt/CA/AccessControl/ -> /opt/CA/AccessControl_128SP0_000
    /opt/CA/AccessControl.old/
    /opt/CA/AccessControl_128SP0_000/
    
  5. /etc/seos.ini リンクが最新であることおよび新バージョンの seos.ini ファイルを指していることを確認します。
    > ls -l /etc/seos.ini
    /etc/seos.ini -> /opt/CA/AccessControl_128P0_000/seos.ini
    

インストールが完了します。 これで CA ControlMinder を開始できます。