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ユーザから見た強力な認証

interactive_restricted グループ内のユーザに、CA ControlMinder エンドポイントに対する認証を行って、ファイルへの書き込み許可を取得し、ユーザの切り替えに sesu を使用できるようにする必要があることを通知します。 ユーザが自身を認証するには、sepromote ユーティリティを実行し、ワンタイム パスワード(OTP)を入力します。

注: sesu および sepromote のユーティリティの詳細については、「CA ControlMinder リファレンス ガイド」の「ユーティリティ」の章を参照してください。

ユーザから見た強力な認証プロセス

強力な認証がどのように動作するかをユーザの視点から説明します。

  1. interactive_restricted グループ内のユーザがシステムにログインします。

    制限されたモードであるというメッセージが表示されます。 Interactive_restricted グループ内のユーザはファイルを読み取り、コマンドを実行できます。 これらのユーザは、変更する権限が与えられた、事前定義された非ファイルのリスト以外は変更することができません。 メッセージによって、sepromote ユーティリティを実行して制限を削除するように指示されます。

  2. 書き込みアクセスをリクエストして、認証する sepromote ユーティリティを実行する必要があります。
    sepromote -u username
    

    sepromote ユーティリティによってワンタイム パスワードの入力が要求されます。

  3. CA ArcotID OTP デスクトップ クライアント(または CA ArcotID OTP モバイル アプリケーション)を実行します。 ログオンして PIN を入力し、パスコードを生成します。

    注: パスコード生成はオフライン プロセスです。 パスコードを生成するために OTP クライアントを CA AuthMinder に接続する必要はありません。

  4. sepromote プロンプトでパスコードを入力します。

    CA AuthMinder がパスコードを検証して、sepromote はユーザを認証します。 標準ポリシー ルールで作業を行うようになります。

  5. セッションを切断して新しいセッションを開始する場合は、再度認証する必要があります。

注: CA ControlMinder の現在のバージョンがインストールされたシステムから認証されたユーザが、古いシステムにログインする場合、強力な認証は保持されません。