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rm[x]usr コマンド - ユーザ レコードの削除

AC 環境で該当

rmusr コマンドと rmxusr コマンドは、ユーザを CA ControlMinder データベースから削除し、また CA ControlMinder グループ レコードに存在するユーザ レコードの参照も削除します。

rmxusr は、エンタープライズ ユーザを CA ControlMinder データベースから削除します。 rmusr は、内部ユーザをデータベースから削除します。 rmusr コマンドは、オプションで、ユーザをネイティブ環境からも削除します。

注: rm[x]usr では削除されないユーザがデータベースに存在する可能性があります。 たとえば、ユーザがグループまたは他のレコードの所有者である場合、またはユーザがリソースのアクセス制御リストに指定されている場合です。 必要に応じて、ch[x]grp、ch[x]usr、ch[x]res、および authorize の各コマンドを実行して、所有者権限を手動で変更し、削除するユーザ レコードに関連するアクセス権限を削除します。 また、sepurgedb ユーティリティを使用してデータベース内の不整合を自動的に解決することもできます。

注: rmusr コマンドはネイティブ環境にもありますが、動作が異なります。

rm[x]usr コマンドを実行するには、少なくとも以下の条件のいずれかを満たしている必要があります。

ru は rmusr の省略形です。

rxu は rmxusr の省略形です。

このコマンドの形式は以下のようになります。

{rmusr|ru | rmxusr | rxu} { userName | (userName [,userName...]) } ¥
[unix|nt|native] [appl(homedir=yes)]
appl(homedir=yes)

(UNIX のみ)。 ユーザのホーム ディレクトリを削除します。

この引数は、/home、/tmp、または /users にユーザのホーム ディレクトリがあるかどうかをチェックします。 ホーム ディレクトリが別のディレクトリにある場合は、S99DELETE_postrmusrdir.sh スクリプトを編集して、そのホーム ディレクトリを組み込みます。

注: このオプションを指定する前に unix オプションを指定する必要があります。

nt

CA ControlMinder からだけでなく、Windows 環境からもユーザを削除します。

rmusr でのみ該当します。

native

CA ControlMinder からだけでなく、ホスト ネイティブ環境からもユーザを削除します。

rmusr に対してのみ有効

userName

ユーザ レコードを定義します。

unix

CA ControlMinder からだけでなく、UNIX 環境からもユーザを削除します。

rmusr に対してのみ有効です。

以下のコマンドは、エンタープライズ ユーザ Terry および Jane を CA ControlMinder から削除します。

rxu (Terry, Jane)

詳細情報:

ch[x]usr コマンド - ユーザ プロパティの変更

show[x]usr コマンド - ユーザ プロパティの表示

rmusr コマンド - UNIX ユーザの削除

rmusr コマンド - Windows ユーザの削除