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フェールオーバ用の Active Directory の設定

ユーザ ストアとして Active Directory を使用する場合、複数のドメイン コントローラと連携するようエンタープライズ管理サーバを設定できます。 プライマリ ドメイン コントローラに障害が発生した場合は、別のドメイン コントローラが引き継いでクライアント要求に対応します。

以下の手順に従います。

  1. CA Identity Minder 管理コンソールを有効にします

    CA Identity Manager 管理コンソールを使用して、環境内のドメイン コントローラのリストを設定します。

  2. CA Identity Minder 管理コンソールを開きます
  3. [ディレクトリ]をクリックし、ac-dir 環境を選択します。

    ディレクトリのプロパティ ウィンドウが表示されます。

  4. [エクスポート]をクリックし、XML ファイルを保存します。
  5. XML ファイルを編集できる形で開きます。 <Connection host=host_name> タグを見つけます。 以下に例を示します。
    <Connection host="primaryDir.com" port="389">
    
  6. 行の終りに文字列 "failover" を追加し、ドメイン コントローラのホスト名およびポート番号をスペース区切りのリストで指定して、ファイルを保存します。 以下に例を示します。
    <Connection host="ADserver1" port="389" failover="ADserver2:389"/>
    
  7. 管理コンソールで、[更新]をクリックします。

    ディレクトリの更新ウィンドウが表示されます。

  8. 編集した XML ファイルの完全パス名を入力するか、ファイルを検索して選択し、[完了]をクリックします。

    ディレクトリ設定出力フィールドにステータス情報が表示されます。

  9. [続行]をクリックし、環境を再起動します。

    エンタープライズ管理サーバがプライマリおよびセカンダリのドメイン コントローラと連携できるようになりました。