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ハイ アベイラビリティ環境のエンドポイントの設定

プライマリおよびセカンダリ エンタープライズ管理サーバをインストールして設定したら、ハイ アベイラビリティ環境で動作する CA ControlMinder エンドポイントをセットアップします。

ハイ アベイラビリティ環境のエンドポイントを設定する方法

  1. 拡張ポリシー管理クライアント機能を有効にした状態で、CA ControlMinder をエンドポイントにインストールします。

    CA ControlMinder エンドポイントがインストールされます。

  2. エンドポイント上でコマンド プロンプト ウィンドウを開いて、以下のコマンドを入力します。
    dmsmgr –config -dhname names
    

    このコマンドは、カンマ区切り リストで指定した配布ホストと通信するようエンドポイントを設定します。

    注: dmsmgr ユーティリティの詳細については、「リファレンス ガイド」を参照してください。

  3. Distribution_Server 設定に配布サーバのリストをカンマ区切りで設定します。
    ssl://ds1.sample.com:7243, ssl://ds2.sample.com:7243
    
  4. 設定を保存します。

    エンドポイントが通信可能な配布ホストおよび配布サーバのリストが設定されました。 エンドポイントがハイ アベイラビリティ環境で動作するようになりました。

例: 配布サーバのリストの設定

以下の例は、ハイ アベイラビリティ環境で使用する配布サーバのリストを設定する方法を示しています。

エンドポイントのインストール時に、エンドポイントが通信する配布サーバのパラメータを入力するよう求められます。 デフォルトでは、これはエンタープライズ管理サーバになります。 ハイ アベイラビリティ環境を実現するには、プライマリ配布サーバに障害が発生した場合にセカンダリ配布サーバが使用されるようエンドポイントを設定します。

  1. プライマリおよびセカンダリの配布サーバの名前を入力します。
    dmsmgr -config -dhname DH__@node1.computer.com,DH__@node2.computer.com
    

    アクションが正常に実行されたことを確認するメッセージが表示されます。

  2. プライマリおよびセカンダリの配布サーバの URL のリストを指定します。

詳細情報:

Windows エンドポイントのインストールおよびカスタマイズ

UNIX エンドポイントのインストールおよびカスタマイズ