前のトピック: 配布サーバのトラブルシューティング次のトピック: レポート ポータルのトラブルシューティング


JBoss のトラブルシューティング

JBoss Web アプリケーション サーバ環境には、メッセージ駆動型 Java Beans(MDB)が含まれます。これは、メッセージ キューからデータを読み取って中央データベースに書き込みます。 中央データベースにはレポート データが格納されます。

JBoss をトラブルシューティングする方法

  1. JBoss が正しく起動することを以下のとおり確認します。
  2. 以下のファイルを開いてエラーがあるかどうかを確認します(JBossInstallDir は JBoss をインストールしたディレクトリ)。

    JBossInstallDir/server/default/log/boot.log

    このファイルには、JBoss がマイクロカーネルをブートするたびに行ったステップが記録されます。

  3. JAVA_HOME 変数が正しい場所に設定されていることを確認します。

    注: JAVA_HOME 変数が正しい場所に設定されているが、JBoss がこの変数を解決しない場合、JAVA_HOME 変数をより下位の場所(JDK インストール パス下の bin ディレクトリなど)に設定します。

  4. 以下のファイルを開き、エラーが存在するかどうかを確認します。

    JBossInstallDir/server/default/log/server.log

    このファイルには、JBoss が JBoss Web アプリケーション サーバ環境で実行したアクションの一覧が記録されます。

    注: JBoss を起動するたびに新しい server.log ファイルが作成されます。

  5. JBoss ポートが他のサービスで使用されるポートと競合していないことを確認します。
  6. (オプション) JNP ポートが別のサービスと競合している場合は、以下の手順に従って JNP ポート 1099 を別のポートに変更します。
    1. テキストエディタで次のファイルを開きます。

      JBossInstallDir/server/default/conf/jboss-service.xml

    2. 以下のセクションのポート番号を変更します。
      <!-- The listening port for the bootstrap JNP service. Set this to -1 to run the NamingService without the JNP invoker listening port.-->
      <attribute name="Port">1099</attribute>
      
    3. ファイルを保存して閉じます。
  7. (オプション) RMI ポートが別のサービスと競合している場合は、以下の手順に従って RMI ポート 1098 を別のポートに変更します。
    1. テキストエディタで次のファイルを開きます。

      JBossInstallDir/server/default/conf/jboss-service.xml

    2. 以下のセクションのポート番号を変更します。
      <!-- The port of the RMI naming service, 0 == anonymous -->
      <!-- attribute name="RmiPort">1098</attribute -->
      <attribute name="RmiPort">1098</attribute>
      
    3. ファイルを保存して閉じます。