前のトピック: senable ユーティリティ - 無効なユーザ アカウントの有効化次のトピック: SEOS_load ユーティリティ - CA ControlMinder インターセプト モジュールのロード


senone ユーティリティ - 権限のないユーザとしてコマンドを実行

UNIX で該当

senone ユーティリティは、上位の権限を持つユーザが発行したコマンドを、権限のないユーザ プロセスとして実行します。

注: このユーティリティは、上位権限を持ち、untrusted プログラムをテストするユーザのみが使用してください。

senone ユーティリティを起動すると、認証デーモンからプロセス クレデンシャルが削除されます。 senone は、CA ControlMinder に定義されていないユーザのクレデンシャルでシェルを実行します。 これ以降、このシェルの内部から起動されたプログラムは、CA ControlMinder ユーザ以外のクレデンシャルで実行されます。 senone は起動したユーザの ID を変更しないため、ユーザの UNIX 権限は変わりません。

重要: root ユーザとしてログインした場合は、untrusted プログラムを実行しないことをお勧めします。 senone で untrusted プログラムを実行した場合でも、予期しない障害が発生する可能性があります。

コマンドを指定せずに senone を起動すると、/etc/passwd に定義されているユーザのシェルが実行されます。

このコマンドの形式は以下のようになります。

senone [command]
‑h

このユーティリティのヘルプ画面を表示します。

command

権限のないユーザとして実行するコマンドを指定します。

詳細情報:

sesu ユーティリティ - ユーザの代替

sewhoami ユーティリティ - UNIX での CA ControlMinder ユーザ名およびセキュリティ クレデンシャルの表示