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sedbpchk ユーティリティ - データベースのバックアップ

UNIX で該当

sedbpchk ユーティリティは、データベースのバックアップ コピーを作成します。 sedbpchk は、実行時データベースを一時的な場所にコピーし、その一時データベースに対してさまざまな整合性チェックを行います。整合性チェックで問題がなかった場合は、一時データベースをバックアップの保存場所にコピーします。

データベースの整合性に問題があった場合、sedbpchk は、コピー中に更新内容がデータベースに適用されたかどうかを確認します。 更新内容が適用されている場合、データベースは壊れていない可能性があります。

データベースのコピー中に更新の適用がなかった場合は、データベースが壊れている可能性があります。 この場合は、システム管理者に電子メール メッセージが送信されるため、システム管理者は、バックアップ ディレクトリを使用して、壊れている実行時データベースを上書きすることができます。

注: このスクリプトを使用するときは十分な注意が必要です。 データベースが壊れていないのに壊れていると誤って判断される可能性があります。 ただし、データベースに問題がないという判断については、常に正しい判断となります。

このスクリプトを実行するには、root 権限と ADMIN 権限が必要です。 sedbpchk を使用する前に、ACInstallDir/lbin にあるこのスクリプトを確認し、以下のフィールドの値がサイトのニーズに合っていることを確認することをお勧めします。

MAIL_TO

データベースが壊れていることを通知するメッセージが送信されるユーザの名前を指定します。

RETRIES

データベースが壊れている可能性がある場合、通知を送信する前に、sedbpchk ユーティリティでデータベースをチェックする回数を指定します。

ACInstallDir

CA ControlMinder インストール ディレクトリの場所を指定します。

SE_BINDIR

CA ControlMinder バイナリ ファイル ディレクトリの場所を指定します。

SE_DB_DIR

CA ControlMinder 実行時データベース ディレクトリの場所を指定します。

SE_BCKDIR

バックアップ データベース ディレクトリの場所を指定します。

SE_TMPDIR

一時データベース ディレクトリの場所を指定します。

注: sedbpchk ユーティリティはスクリプト ファイルとして提供されているため、実行するには .sh 拡張子を指定する必要があります。

このコマンドの形式は以下のようになります。

sedbpchk