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dbmgr -export 機能 - データベースを定義するスクリプトの作成

dbmgr -export は、データベースを他の端末に複製する機能です。 既存のデータベースの定義に必要な selang のコマンドで構成されたスクリプトを生成します。

注: ファイルのバイト順序が異なる場合は、ネイティブ コマンド(UNIX の cp または tar コマンド、Windows の copy コマンドなど)を使用して、アーキテクチャ間でデータベース ファイルをコピーすることはできません。 たとえば、Sparc ベースのコンピュータから Intel ベースのコンピュータにデータベースをコピーすることはできません。これらのコンピュータでは異なるバイト順序が使用されているためです。

重要: スクリプトを実行する前にスクリプトの内容を確認してください。

このコマンドの形式は以下のようになります。

dbmgr {-export|‑e} {-l|-r} [-c className] [-f fileName]
-export|-e

dbmgr ユーティリティのデータベース エクスポート機能を実行します。

‑h

この機能のヘルプを表示します。

‑-l

現在のディレクトリにあるデータベースをエクスポートします。

注: このオプションでは、CA ControlMinder デーモンが実行されていないことを前提としています。 デーモンが実行中の場合は、デーモンが使用しているデータベースとは別のデータベースに対して操作を行うことが前提となります。

‑r

CA ControlMinder で現在使用されているデータベースをエクスポートします。 ADMIN 属性または SERVER 属性が必要です。また、CA ControlMinder デーモンが実行されている必要があります。

‑c className

データベースからエクスポートするクラスのスペース区切りのリストを定義します。

‑f fileName

標準出力デバイスではなく、指定されたファイルに出力を送信します。 ファイルからコマンドを読み込むように selang に指示すると、ファイルから新しいデータベースを作成できます。