前のトピック: ディザスタ リカバリ展開をインストールする方法次のトピック: ディザスタ リカバリ CA ControlMinder エンタープライズ管理 のセットアップ


運用環境 CA ControlMinder エンタープライズ管理 のセットアップ

運用環境エンタープライズ管理サーバには DMS が含まれています。 DMS は、各エンドポイントのポリシー バージョン、ポリシー スクリプトおよびポリシー デプロイメント ステータスに関する最新情報を格納します。 運用環境 DMS を使用して、組織のポリシーをデプロイおよび管理します。

運用環境 DHS とディザスタ リカバリ DMS は運用環境 DMS にサブスクライブしているので、他のディザスタ リカバリ コンポーネントをセットアップする前に、運用環境 DMS をセットアップしてください。 これによって、後にインストール プロセスで、サブスクリプションが正常に設定されるようになります。

運用環境エンタープライズ管理サーバのセットアップ方法

  1. エンタープライズ管理サーバを実装します

    Web ベースのすべてのアプリケーション、配布サーバ、DMS、および CA Access Control がインストールされます。

  2. (オプション)配布サーバを実装します

    メッセージ キューと Java 接続サーバがインストールされています。

  3. (オプション)エンタープライズ管理サーバからローカル DH を削除し、配布サーバ上の DH を使用する場合、管理サーバと配布サーバの分離を維持するために、運用環境エンタープライズ管理サーバ上で以下のコマンドを実行します。
    dmsmgr -remove -dh name 
    
    -dh name

    ローカル ホストで名前を指定した DH を削除します。

    例: dmsmgr -remove -dh DH

    上記の例では、DH という名の DH をホストから削除します。

    運用環境 DMS はサブスクライバなしで作成されます。

  4. フェールセーフ モードで動作するようにメッセージ キューを設定します。 以下の手順を実行します。
    1. 以下のディレクトリに移動します。ここで、ACServerInstallDir は、エンタープライズ管理サーバをインストールしたディレクトリです。
      ACServerInstallDir/MessageQueue/tibco/cfgmgmt/ems/data
      
    2. queues.conf ファイルを編集できる形で開きます。
    3. 各キュー定義行の末尾に「failsafe」という単語を追加し、ファイルを保存して閉じます。
  5. ローカル DMS で CA ControlMinder エンタープライズ管理 を設定します

    運用環境エンタープライズ管理サーバをインストールし設定しています。 これで、ディザスタ リカバリ エンタープライズ管理サーバを設定できるようになりました。

例: queues.conf ファイルの編集

queues.conf ファイルの以下のスニペットは、共有ストレージを使用するようメッセージ キューを設定するために、ファイルを変更する方法について例を示しています。

queue/snapshots secure,store=$sys.failsafe
queue/audit secure,store=$sys.failsafe
ac_endpoint_to_server secure,store=$sys.failsafe
ac_server_to_endpoint secure,store=$sys.failsafe