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ディザスタ リカバリ配布サーバのセットアップ

ディザスタ リカバリ配布サーバは運用環境配布サーバのサブスクライバであるため、そのデータベースには、運用環境配布サーバと同じ、ポリシー バージョン、ポリシー スクリプト、およびエンドポイント デプロイメント ステータスに関する情報が含まれています。

注: ディザスタ リカバリ配布サーバをセットアップする前に、運用環境配布サーバをセットアップする必要があります。

ディザスタ リカバリ配布サーバのセットアップ方法

  1. 配布サーバをディザスタ リカバリ配布サーバ コンピュータにインストールします。
  2. ディザスタ リカバリ配布サーバ上で以下のコマンドを実行して、DH を設定します。
    dmsmgr -remove -auto
    
    dmsmgr -create -dh name -parent name¥
    [-admin user[,user...]] [-admin user[,user...]]
    
    -dh name

    ローカル ホストに指定した名前で DH を作成します。

    -parent name

    DH がエンドポイント通知を送る先のディザスタ リカバリ DMS を定義します。 ディザスタ リカバリ DMS は、「drDMS_name@hostname」形式で指定します。

    -admin user [,user...]

    (オプション)作成される DH の管理者として、内部ユーザを定義します。

    -desktop host[,host...]

    (オプション)作成された DH があるコンピュータに対して TERMINAL アクセス権限を持つコンピュータのリストを定義します。

    注: 指定の有無に関わらず、このユーティリティを実行している端末には、常に作成された DH に対する管理権限が与えられます。

    これで、ディザスタ リカバリ DH が作成および設定されました。

  3. ディザスタ リカバリ配布サーバ上で、以下のコマンドを実行します。
    sepmd -n drDMS_name drDH_name
    
    drDMS_name

    ディザスタ リカバリ DMS の名前を定義します。

    drDH_name

    ディザスタ リカバリ DH の名前を定義します。 名前は、「drDH_name@hostname」という形式で指定します。

    : DH__@drdh.com

    DH はディザスタ リカバリ DMS にサブスクライブし、同期されます。

  4. 配布サーバとディザスタ リカバリ DMS の間をルーティングするメッセージ キューをセットアップします
  5. 各ディザスタ リカバリ配布サーバについて、ステップ 1 - 4 を繰り返します。