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システム適合性の確認

uxpreinstall ユーティリティは、UNIX コンピュータが UNAB システム要件に適合しているかどうかを確認します。 UNAB を開始し、アクティブにする前に、uxpreinstall を使用してシステムの適合性を確認し、ユーティリティが検出したエラーまたは競合を解決しておくことを強くお勧めします。 これらのエラーの解決は、UNAB の動作上の問題を防ぐために役立ちます。

重要: uxpreinstall ユーティリティは、実在または潜在的な問題を報告しますが、その修正は行いません。 このユーティリティを使用して、オペレーティング システムまたは UNAB を設定することはできません。

uxpreinstall の使用は、UNAB のインストール前でもインストール後でも構いません。 uxpreinstall は、エンドポイントや UNAB のインストールを変更しませんが、起こりうる問題を診断し、問題に対する解決方法を提案します。 uxpreinstall が検出する問題は、エンドポイントの問題であり、uxpreinstall に関する問題ではありません。

注: UNAB をインストールする前に uxpreinstall を実行する場合は、UNAB がインストールされている別のエンドポイントからユーティリティをコピーします。 uxpreinstall ユーティリティの詳細については、「リファレンス ガイド」を参照してください

システム適合性の確認方法

  1. UNIX コンピュータにスーパユーザとしてログインします。
  2. 詳細レベル 0 で uxpreinstall を実行します。

    uxpreinstall はチェックを実行し、そのチェックと、検出したエラーまたは競合のサマリを表示します。

  3. エラーまたは競合が検出されると、uxpreinstall は詳細レベル 2 以上で再度自動的に実行されます。

    uxpreinstall は、検出したエラーおよび競合についてさらに詳細な情報を表示します。

  4. エラーと競合を解決します。
  5. uxpreinstall がエラーまたは競合を検出しなくなるまで、手順 2 ~ 4 を繰り返します。

    uxpreinstall の出力にエラーまたは競合が表示されなければ、コンピュータは UNAB 要件に適合しています。 この時点で、UNAB を開始し、アクティブにする準備が整っています。

例: uxpreinstall ユーティリティの実行

この例では、Active Directory ドメイン domain.com に対して、管理者ユーザのクレデンシャルで、詳細レベル 3 で uxpreinstall ユーティリティを実行します。

./uxpreinstall -a administrator -w admin -d domain.com -v 3

詳細情報:

uxpreinstall Utility -- システム コンプライアンスのチェック