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ユーザおよびグループの同期

さまざまなデータベース内でユーザとグループのリストが常に正しく対応するようにするには、同一リストの初期セットが必要です。 passwd ファイルおよび group ファイルは非常に重要であるため、ローカル ユーザおよびローカル グループに関する情報の蓄積が開始される前に、この 2 つのファイルの同期を行います。

ユーザおよびグループを同期するには、以下の手順に従います。

  1. /etc/passwd ファイルおよび /etc/group ファイルを Policy Model ディレクトリにコピーします。

    これは 1 回限りの操作です。コピーすると、Policy Model ディレクトリ (ディスク上の PMDB の場所, ディスク上の PMDB の場所)にある既存の passwd ファイルおよび group ファイルは失われます。

    注: shadow ファイルを使用している場合にパスワードの同期を行うときは、secrepsw ユーティリティを使用することをお勧めします。 詳細については、「リファレンス ガイド」を参照してください。

  2. 各サブスクライバ コンピュータに /etc/passwd ファイルと /etc/group ファイルをコピーし、ユーザ自身のコンピュータにある各ファイルと同一になるようにします。
  3. PMDB が格納されているコンピュータで、pmd.ini ファイルの synch_uid トークンが yes に設定されていることを確認します。

    synch_uid トークンの値は、デフォルトでは yes です。 サブスクライバ データベースで独自のデフォルト UID とデフォルト GID を使用する場合(つまり、PMDB の UID と GID に一致させる必要がない場合)、synch_uid を no に設定できます。