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エンドポイント上のディザスタ リカバリの展開の仕組み
ディザスタ リカバリを展開すると、運用環境配布サーバ データベースの複製が作成され、エンドポイントから送信されたデータがシステム障害で失われないようになり、障害発生後の運用環境のリストアが容易になります。
以下のプロセスでは、エンドポイント上へのディザスタ リカバリの展開の仕組みについて説明します。
- 運用環境とディザスタ リカバリの配布サーバのリストと照合して、作業するエンドポイントを設定します。
- 指定された時間に、エンドポイントは運用環境内のエンタープライズ管理サーバへの接続を試行します。
- エンドポイントは、リストの最初の運用環境配布サーバへの接続を試行します。 接続できなかった場合、エンドポイントは、その配布サーバへの接続を指定された回数試行します。 以下のいずれかのイベントが発生します。
- エンドポイントは運用環境配布サーバに接続します。 このステップで、プロセスが終了します。
- エンドポイントは運用環境配布サーバに接続できません。 プロセスは、ステップ b に移動します。
注: エンドポイントが配布サーバへの接続を試行する回数および接続先の配布サーバは、communication セクションの Distribution_Server 環境設定および policyfetcher セクションの max_dh_command_retry 環境設定で定義されます。
- エンドポイントは、リストの 2 番目の運用環境配布サーバへの接続を試行します。このように、リストに掲載されているサーバに順に(必要に応じて、定義されているのと同じ回数)接続を試行します。 以下のいずれかのイベントが発生します。
- エンドポイントは運用環境配布サーバに接続します。 このステップで、プロセスが終了します。
- エンドポイントはどの運用環境配布サーバにも接続できず、サイクルが終了します。 プロセスは、ステップ 3 に移動します。
- エンドポイントは、指定されたサイクル数、ステップ 2 を繰り返します。 以下のいずれかのイベントが発生します。
- エンドポイントは、リストの最初のディザスタ リカバリ配布サーバへの接続を試行します。 エンドポイントがこの配布サーバに接続できなかった場合、エンドポイントはリストの 2 番目のディザスタ リカバリ配布サーバへの接続を試行します。エンドポイントがディザスタ リカバリ配布サーバに接続するまで、それ以降、リストに掲載されているサーバに順に接続を試行します。
注: エンドポイントが運用環境またはディザスタ リカバリの配布サーバに接続できない場合、エンドポイントは DMS にハートビートを送信しません。 エンドポイントがオンラインかオフラインかどうかを決定するには、最後のハートビート通知が DMS にいつ送信されたかを確認します。
- ディザスタ リカバリ配布サーバに接続された後、エンドポイントでは継続して、運用環境配布サーバへの接続が試行されます。 以下のいずれかのイベントが発生します。
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