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メッセージのルーティング設定

メッセージ キュー設定を設定済みで、配布サーバとエンタープライズ管理サーバでメッセージ キュー ルーティング設定を設定した後、配布サーバとエンタープライズ管理サーバ上でメッセージ ルートをセットアップします。

例: 配布サーバ上でのメッセージ ルートのセットアップ

この例では、配布サーバ上でのメッセージ ルート設定のセットアップ方法について説明します。 CA ControlMinder エンドポイントから到着するメッセージをエンタープライズ管理サーバのメッセージ キューにルーティングするように、配布サーバとエンタープライズ管理サーバの間にルートをセットアップします。 組織内の配布サーバごとに、この手順を完了します。

  1. 配布サーバで、routes.conf ファイルを編集できる形で開きます。 このファイルはデフォルトで以下のディレクトリにあります(DistServerInstallDir は、配布サーバをインストールしたディレクトリです)。
    DistServerInstallDir/MessageQueue/tibco/cfgmgmt/ems/data
    
  2. 以下のエントリを追加します。
    [ENTM-NAME]
    
    url          = ENTM-URL
    
    ssl_verify_host = disabled
    
    ssl_verify_hostname = disabled
    
    ENTM-NAME

    エンタープライズ管理サーバの短縮名を定義します。

    ENTM_URL

    エンタープライズ管理サーバ URL を定義します。

  3. ファイルを保存します。
  4. CA ControlMinder メッセージ キュー サービスを再起動します。

例: エンタープライズ管理サーバ上でのメッセージ ルートのセットアップ

この例では、エンタープライズ管理サーバでのメッセージ ルート設定のセットアップ方法について説明されています。 エンタープライズ管理サーバから配布サーバに、さらにそこからエンドポイントにメッセージを送信するように、エンタープライズ管理サーバと配布サーバの間にルートをセットアップします。

  1. エンタープライズ管理サーバで、ファイル routes.conf を開きます。 このファイルはデフォルトでは以下のディレクトリにあります(ACServerInstallDir は、エンタープライズ管理サーバをインストールしたディレクトリです)。
    ACServerInstallDir/MessageQueue/tibco/cfgmgmt/ems/data
    
  2. 以下のエントリを追加します。
    [DS-NAME]
    
    url          = DS-URL
    
    ssl_verify_host = disabled
    
    ssl_verify_hostname = disabled
    
    DS_NAME

    配布サーバの短縮名を定義します。

    DS_URL

    配布サーバの URL を定義します。

  3. ファイルを保存します。
  4. CA ControlMinder メッセージ キュー サービスを再起動します。

注: メッセージ ルーティングの詳細については、「TIBCO Enterprise Message Service User's Guide」を参照してください。 Tibco ドキュメントはメッセージ キューの一部としてインストールされ、ACServerInstallDir/MessageQueue/tibco/ems/5.1/doc に保存されます。