Business Objects

Business Objects は CA Configuration Automation に付属するサードパーティ製のビジネスインテリジェンスプラットフォームであり、対話型のレポート機能を提供します。事前定義済みの CA Configuration Automation レポートが Business Objects サーバ上でホストされます。

インストールの前提条件

CA Configuration Automation をインストールする前に、以下の項目を確認してください。

ソフトウェアをインストールしようとしているコンピュータのオペレーティングシステムに関して実用的な知識を有している必要があります。
CA Configuration Automation データベースで使用するデータベースソフトウェアの知識および管理上のサポートが必要です。
システムがリリースノートに記載されている要件を満たしていることを確認します。リリースノートには、ハードウェアの要件、オペレーティングシステムのサポート、データベースの要件、CA ソフトウェアのサポート、および Web ブラウザのサポートなどの情報が記載されています。
CA Configuration Automation のインストールおよび使用に関する既知の問題や一般的な考慮事項が記載された Readme ファイルを読みます。 Readme ファイルは、Windows の場合は CA Configuration Automation サーバインストールウィザードの最初のページにリンクがあります。Linux および UNIX の場合はインストールメディアのルートディレクトリに置かれています。
「ネットワークディスカバリゲートウェイのインストール」の説明に従って NDG サーバをインストールします。
インストールまたはアップグレードを実行するユーザに以下のデータベースユーザ権限があることを確認します。

Microsoft SQL Server ユーザ権限
- 最小インストール権限： dbcreator
- 最小ユーザ権限： db_owner
Oracle ユーザ権限

ユーザには、表領域に対して領域が割り当てられている必要があります。ユーザに RESOURCE ロールが割り当てられている場合、そのユーザには unlimited tablespace 権限が付与されます。ユーザに RESOURCE ロールが割り当てられていない場合は、以下のように alter コマンドを使用して、領域を割り当てる必要があります。
```
alter user cca quota unlimited on CCADATA; 
alter user cca quota unlimited on CCAINDEX; 
```
以下の権限が必要です。
- CREATE PROCEDURE
- CREATE SEQUENCE
- CREATE SESSION
- CREATE TABLE
- CREATE TRIGGER
- CREATE VIEW
企業内で <CA Business Intelligence> をまだインストールしていない場合は、CA Configuration Automation をインストールする前に <CA Business Intelligence> をインストールする必要があります。インストールウィザードの最初の画面には、これを実行するためのオプションが用意されています。環境内に NDG サーバがすでにインストールされている場合は、CA Configuration Automation サーバのインストールにおいてそのサーバを使用するように構成できます。
レポートサーバのインストールにおける考慮事項については、「<CA Business Intelligence> のインストールに関する注意事項」を参照してください。
企業内で CA EEM をまだインストールしていない場合は、CA Configuration Automation をインストールする前に CA EEM をインストールする必要があります。インストールウィザードの最初の画面には、これを実行するためのオプションが用意されています。環境内に CA EEM がすでにインストールされている場合は、CA Configuration Automation サーバのインストールにおいてそのサーバを使用するように構成できます。
インストールにおける考慮事項およびインストール手順については、CA EEM 製品のドキュメントを参照してください。