以下のリストには、ユーザが初めて CA Catalyst コネクタの CA Configuration Automation または他のコンシューム製品との統合を行っている場合に有用だと考えられる概念と用語が含まれています。
コネクタとは、コネクタ データをコンシュームする製品から外部製品へのリンクで、このドキュメントではドメイン マネージャとして参照されています。 各コネクタでは、それぞれのドメイン マネージャから情報を取得し、視覚化と分析のためにコンシューミング製品にコネクタ フレームワークを通して情報を送信します。 コネクタは、オブジェクト作成などのソース ドメイン マネージャでのデータに関する着信操作も実行できます。 CA Catalyst コネクタでは、さまざまなコンシューミング製品との統合を有効にするために、統合化コネクタ フレームワークを使用しています。
統合化サービス モデル(USM)とは、すべてのコネクタからのデータの変換先の共通のオブジェクト タイプとプロパティのスキーマです。 USM スキーマにより、同一フォーマットの共通インターフェースでのすべてのドメイン マネージャからのデータの分析が有効になります。
構成アイテム(CI)はドメイン マネージャによって管理された IT エレメントの表現形です。 各 CI は、ComputerSystem、Database、Process、Relationship などの(USM スキーマ内で定義された)タイプに属します。 サービスは CI の集合であり、サービス内での CI の関係はユーザが定義します。
コネクタは USM スキーマに当てはめるために、統合化製品からの管理対象オブジェクトを変換し、さらにコンシューミング製品へオブジェクトを CI としてインポートします。
サービスとは、複数のドメイン マネージャによって管理された構成アイテムを含むことができる個別のビジネス機能を表します。 たとえば、給料支払簿サービスには Microsoft SCOM によって管理された Active Directory データベース、セキュリティ製品によって管理されたユーザ ストア、メインフレーム製品によって管理されたバッチ ジョブ、ネットワーク製品によって管理されたルータ、アプリケーション管理製品によって管理されたアプリケーションなどが含まれる場合があります。
アラートは、フォールト条件およびサービス低下をレポートする CA Catalyst のメカニズムです。 インフラストラクチャ アラートは、元は(CA NSM イベントや CA Spectrum アラームなどの)ドメイン マネージャの 1 つによってレポートされたフォールト状態です。 アラートは対応する CI に関連付けられ、関連付けられたアラートの重大度により CI の状態および最終的にはサービスへの影響が決まります。 サービス アラートは、モデル化されたサービスの分析に基づいて CA Catalyst により生成された状態です。 サービス アラートが生成されるのは、1 つまたは複数の CI の状態が組み合わさって、全体的品質やサービスに関連する危険水準に影響が及ぶ場合です。
コネクタからの送信操作とは、ドメイン マネージャから CA Catalyst や CA CMDB のようなコンシューミング製品へのデータのインポートを行うためにコネクタが呼び出す操作です。 コネクタからの送信操作は、すべてのコネクタでサポートされています。
コネクタへの着信操作では、コンシューミング製品でのインポートされたデータへの変更の結果として、ドメイン マネージャ データ ストアでの変更を呼び出します。 たとえば、CA Catalyst での CI 調整により、CI プロパティの値を変更できます。 次に、着信操作をサポートするコネクタでは、そのデータが調整されたデータと一致するように、ソース ドメイン マネージャでの変更を実行できます。 または、CA Catalyst により真のソースとして定義されているドメイン マネージャで CI が削除されると、着信操作をサポートするコネクタは、その CI のレコードを備えた他のドメイン マネージャ内の CI を削除できます。
CCA コネクタでは、現在、着信操作はサポートされていません。
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