既知の問題 › 接続を開くことができない
接続を開くことができない
問題の状況:
InfoView でレポートを実行すると、以下のメッセージの 1 つ以上が表示されます。
Failed to open Connection
Incorrect logon parameters
Incomplete database logon information
解決方法:
レポート データベースのログオン情報が完全ではないか、または CAFPage が正しく構成されていません。 これらの問題を解決するには、以下の手順に従います。
- ユニバースが使用しているデータベースを確認します。
- ユニバースの接続をテストし、ユニバースが正しく応答していることを確認します。
- (Oracle データベースのみ) CA Business Intelligence システムに Oracle クライアントが正しくインストールされていること、および TNS エントリがユニバースで指定されているものと一致することを確認します。
TNS エントリの例を以下に示します。
orcl =
(DESCRIPTION =
(ADDRESS_LIST =
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = abcd-tm-114)(PORT = 1521))
)
(CONNECT_DATA =
(SERVICE_NAME = orcl)
- (SQL Server データベースのみ) oledb.sbo ファイルが正しく構成されていることを確認します。 OLE DB ネットワーク層を使用して、BIAR ファイルを Business Objects エンタープライズにインポートします。
- setReportType.jsp が BusinessObject 認証情報で正しく編集されていることを確認します。 database.properties ファイルが、レポートに使用する CA Configuration Automation r12.8 データベースを使用していることを確認します。 database.properties ファイルを変更した後、BusinessObjects システムの Tomcat サーバまたは Web アプリケーション サーバを再起動します。
- CAFPage が動いていない場合は、BusinessObjects の Web アプリケーション サーバのログ フォルダ内のログ ファイルを参照します。次はその例です。
C:\Program Files\Business Objects\Tomcat55\logs\CAFApp.log
- ログを確認します。 ログに以下のエラー メッセージが含まれる場合、Oracle の JDBC *.jar ファイルがシステムのクラスパスに見つかりません。
If the error is ClassNotFoundException: OracleJDBCDriver not found
Oracle JDBC ドライバのパスを、システムの CLASSPATH 変数に設定します。
動作に十分なメモリがない
問題の状況:
データベースに動作用の十分なメモリがない場合、以下のシステム問題が発生する可能性があります。
- スケジュールが保留状態でハングアップする。
- オンデマンドのビューがロードの間にハングアップする。
解決方法:
以下の 1 つ以上の問題を修正します。
- レポートを実行しているシステムが低メモリ構成になっています。
- システムのネットワークの応答が良好ではありません。
- (Oracle) TNS 名が認識されていません。 TNSlistener がデータベース サーバ上で実行されていて、応答していることを確認します。
- スケジューリング プロセスを実行しているサーバで、一時フォルダまたはキャッシュがいっぱいになっています。
- WebiProcessing サーバがシャット ダウンされています。
- CA Business Intelligence が正しくインストールされていません。
メモリの問題を回避するには、以下の推奨設定または最小要件を使用します。
- データベースが大きい場合、レポート条件に少数のサーバだけを選択します。
- コンピュータのローカル ドライブの領域を確認します。 これらのドライブの領域を増加させます。
- コンピュータの RAM サイズを増加させます。 最低限 2 GB の RAM が必要です。
- 以下のように Java Tomcat のメモリを増加させます。
- [スタート]-[プログラム]-[Tomcat]-[Configuration]-[Java]タブの順に選択します。
- 初期サイズを 512 に設定し、最大サイズを 1024 に設定します。
- Tomcat を再起動し、レポートを更新して、正しい数のページがレポートにあることを確認します。
- サーバで、次のようにしてページ/ファイル サイズを確認し調節します。
1. マイ コンピュータのプロパティの[詳細設定]タブで[パフォーマンス]の[設定]を選択します。
[パフォーマンス オプション]ダイアログ ボックスが表示されます。
2. [詳細設定]タブを選択し、[仮想メモリ]の[変更]ボタンをクリックします。
3. C および D ドライブのページング ファイル サイズ(初期および最大)を調節します。
- 次のようにして、Windows 一時ディレクトリからファイルを削除します。
1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択します。
2. 「%temp%」と入力し、[OK]をクリックします。
注: ローカル コンピュータに大きなレポートをエクスポートまたは保存している場合は、一時ディレクトリのサイズを確認してください。
- 以下のようにして、最大キャッシュ サイズを変更します。
1. Crystal Report Cache Server のプロパティを開き、サーバを停止します。
1. -deleteCache オプションをコマンド ラインの最後に追加します。
2. 最大キャッシュ サイズを 256000 から 768000 に変更します。
3. サーバを起動します。
- 以下のキャッシュ フォルダの内容を削除または移動します。
<インストール ディレクトリ>\Program Files\Business Objects\BusinessObjects Enterprise 12.0\Data\
注: さまざまな種類のメモリ エラーに関するトラブルシューティング ヒントの詳細については、www.sdn.sap.com Web サイトを参照してください。
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