以下は、CAIENF プロシージャに使用されているシンボリックを示しています。 各シンボリックを必要に応じて変更してください。
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シンボリック |
説明 |
デフォルト |
|---|---|---|
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CAW0LOAD |
CAIENF ロード ライブラリ |
'CAI.CAW0LOAD' |
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CAW0DCM |
CAIENF DCM ライブラリ |
'CAI.CAW0DCM' |
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CAW0OPTN |
CAIENF オプション ライブラリ |
'CAI.CAW0OPTN' |
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ENFPARM |
CAIENF コントロール オプションを含んでいる OPTLIB データセットで定義されるメンバ |
'ENFPARM' |
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ENFCMDS |
自動コマンドを含んでいる OPTLIB データセットで定義されるメンバ |
'ENFCMDS' |
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OUTC |
SYSOUT クラス指定 |
'*' |
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optional |
インストールされている CA ソリューションに依存。 詳細については、ご使用の CA ソリューションのマニュアルを参照してください。 |
N/A |
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CCIPARM |
CAICCI 初期化パラメータ メンバ |
CCIPARM |
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SPNPARM |
CAICCI Spawn 初期化パラメータ メンバ |
SPNPARM |
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SYSTCPD |
TCP/IP データ データ セット |
'TCPIP.TCPIP.DATA' |
展開されたデータ セットの高レベル修飾子によって、デフォルト値を更新します。
イベント処理で必要な DCM と、CAIENF の起動中に処理される CAIENF コントロール オプションは、ENFPARM を使用して指定できます。 ENFPARM に加えて、オペレータの起動コマンドおよび EXEC JCL ステートメントから取得したパラメータが使用されます。 ENFPARM DD ステートメントで、80 バイトの CAIENF コマンドを少なくとも 1 つ含んだファイルを指定する必要があります。
DCM ステートメントの構成の詳細については、「Administration Guide」を参照してください。
注: EXEC JCL ステートメントで入力されたコマンドまたは z/OS の起動コマンドは、パラメータ ファイルのエントリよりも優先されます。
CAIENF の初期化後に実行される z/OS オペレータ コマンドを指定する際に使用します。 ENFCMDS でのコマンドの入力形式は、オペレータ コンソールの場合とまったく同じです。
CAIENF が正常に初期化された後に実行される一連の z/OS オペレータ コマンドを含んだデータ セットを記述します。 デフォルトのプロシージャでは、YourdeployHLQ.CAW0OPTN の ENFCMDS メンバを記述しています。
オペレータ コンソールから実行するときと同じ形式で、1 行につき 1 つの z/OS コマンドを記述します。 このファイルでは、カラム 1 にアスタリスク(*)が指定されたすべての行がコメントと見なされます。
以下は、CA Scheduler を起動するための有効なコマンドの例です。
Col 1 v * Executes the CA Scheduler procedure START CASCHD
ENFCMDS ファイル内のコマンドは、CAIENF の初回起動時にのみ実行されます。 CAIENF スターティッド タスクがなんらかの理由で再実行された場合、ENFCMDS ファイル内の自動コマンドは実行されません。
オプションの ENFDUMP DD ステートメントを記述することによって、ダンプ処理に対する CAIENF の動的割り当てを上書きできます。
通常、CAIENF コマンド DUMP を入力すると、その都度、SYSOUT データセットが SYSOUT コントロール オプションに従って動的に割り当てられます。 必要に応じて ENFDUMP DD ステートメントを指定することにより、ダンプおよび他の診断データを強制的に DASD またはテープ データセットに記録させることが可能です。 記述する場合、このデータセットは、133 の倍数となるブロック サイズと、FBA のレコード フォーマットで割り当てられている必要があります。
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