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CAIENF パラメータ ファイルの設定

CAIENF パラメータにより、CAIENF がその機能を実行する方法のさまざまな点をカスタマイズし制御することを可能にします。 これらのパラメータ設定には、システム上で実行する CA 製品の要件に基づいて実行する必要があるものもあります。 CA 製品の CAIENF パラメータ要件については、特定の CA 製品ドキュメント内のソフトウェア要件セクションに説明があります。

CAIENF パラメータはそれぞれ「CA Common Services for z/OS Reference Guide」の「CAIENF」の章、「Control Options」のセクションに記述されています。

システム上で実行されている CA 製品のうちのいずれかが CAIENF イベント リカバリを実行した場合、これらの製品には CAIENF イベントのレコーディングが有効になる(RECORD(YES)パラメータ)手順があります。 イベント レコーディングが有効である必要がある場合、CAIENF は CA Datacom/AD データベースで実行される必要があります。 CAIENF で使用する CA Datacom/AD MUF およびデータベースの準備については、「CA Datacom/AD のインストール」の章を参照してください。 イベント レコーディングが必要でない場合、CAIENF パラメータ NODB は設定できます。 NODB は、CA Datacom/AD MUF との接続を確立しようとせずに開始するよう CAIENF に命じます。

リリース 12.0 の前に CA Common Services for z/OS リリースからアップグレードしている場合、ENFUTIL と呼ばれるツールを使用して、古い CAS9DB 機能(リリース 12.0 に先立つリリースで CAIENF 用に存在)を置換する CAIENF コントロール オプションを作成できます。 ENFUTIL ユーティリティは、DCM および EVENT コントロール オプション ステートメントを作成するために、CAIENF リリース 12.0 から備わっています。 このユーティリティでは、CA Common Services リリース 11 DB の詳細リスティングを入力として使用します。 特別な DCM および EVENT のユーティリティの詳細については、「Reference Guide」を参照してください。

ENFUTIL 出力ファイルは CAIENF DCM および EVENT 制御オプション ステートメントのリストになります。このオプション ステートメントは、リリース 12.0 に先立つ CAIENF リリースで CAIENF データベースに格納されていた設定に一致します。 これらのステートメントは、単に CAIENF パラメータ ファイルの後ろに置くだけです。