前のトピック: CAS9RACL のインストール

次のトピック: 共通サービス エリア(CSA)への CAISSF ルーチンの配置

RACF の変更

CAISSF のインストール対象となる製品は、RACF および RACF 互換製品にインストールする必要のある製品固有のクラス名を持ちます。 必要なクラス名の詳細については、ご使用の製品のマニュアルを参照してください。 製品のクラス名は、RACF クラス記述子テーブル ICHRRCDE と、RACF SAF ルータ テーブル ICHRFRTB に追加する必要があります。

以下の例は、コーディングする必要があるものを示しています。 これらの例ではクラス名 CACMD を使用しています。 これらは単なる例です。 CAISSF を使用する製品にはクラス名が必要でない場合もあります。

注: 制御ステートメントは、継続する行の最後にダッシュ(-)を付けると次の行に続けることができます。

例 1: CACMD に対するクラス記述子テーブル エントリ

CACMD   ICHERCDE   CLASS=CA@MD,         -
                  {GROUP=DFTGRP,}       -
                   MAXLNTH=8,           -
                   FIRST=ALPHANUM,    -
                   OTHER=ANY,         -
                   OPER=NO,          -
                   DFTUACC=NONE,      -
                   ID=CLASS_NUMBER,       -
                   POSIT=19-255                    

例 2: CACMD に対する SAF ルータ テーブル エントリ

CACMD   ICHRFRTB   CLASS=CA@MD,  -
                   ACTION=RACF