このタスクが必要になるのは、CAISSF と RACF の併用を計画している場合です。 CA Top Secret または CA ACF2 を使用する場合は、このタスクをスキップすることができます。
RACF 用の CAISSF のカスタマイズには、以下のようなアクティビティがあります。
重要: CAS9SAFC は変更できますが、Common Services で配布されたコードを変更なしに実行することを強くお勧めします。 CAS9SAFC を変更するのは、そのプログラムの実際のロジックへ過去に変更が行なわれているというような稀な場合です。 その場合は、サンプル モジュール内の RACF クラス名テーブルを更新して、CAIRIM での制御文の使用に加えて、インストール要件に一致するようにします。
CAISSF は、セキュリティ コールがどのように処理されるか識別するために RACF Class テーブルを必要とします。 デフォルトのテーブルは作成されますが、一部の CA 製品では追加のエントリが必要です。 これらのエントリの詳細は、関連製品のドキュメントに記載されています。 これが CAS9 プロシージャにある場合、CAIRACF DD ステートメントにはこのテーブル用の制御文が含まれます。 追加の RACF Class テーブル エントリを指定するには、メンバ RACFLIST をポイントする、CAS9 プロシージャ内の CAIRACF DD ステートメントのコメントを外します。 最初、RACFLIST メンバは存在しません。 RACFLIST メンバを作成し、それを更新して、RACFCLASS 制御ステートメントを含めます。
Standard Security Facility(CAISSF)は、CAIRIM サービスのサブサービスの 1 つです。 このタスクの完了後、RACF 用の CAISSF がインストールされ、各 CA ソリューションで利用できるようになります。
RACF および CAS9SAFC のセキュリティ インターフェースは、オブジェクト形式とソース形式の両方で提供されます。 CAS9SAFC 用のソースは、CA Common Source ライブラリの YourdeployHLQ.CAW0SAMP にあります。
注: CA ACF2 および CA Top Secret のセキュリティ変換プログラムである CAS9ACF2 と CAS9TS42 はそれぞれ、それらの CA ソリューションのインストール メディアで提供されます。 そのため、これらのセキュリティ変換プログラムのサポートが必要な場合は、該当する CA ソリューションのサポート部門にご連絡いただく必要があります。 オンライン テクニカル サポート、サポート部門の所在地、営業時間および電話番号については、CA サポートにお問い合わせください。
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