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スクリプトを使用したパッケージの設定

PIF パッケージ化形式では、パッケージ プリインストール 後のプロシージャを含むスクリプトの実行がサポートされます。 これらのスクリプトは、パッケージとコンポーネントの両方に定義できます。 スクリプト ファイル名は、パッケージのコンポーネントの 1 つで指定する必要があります。

Bourne 互換形式のシェル スクリプトが実行されるように想定されています。 Perl など、ほかのスクリプト言語を使用することができますが、スクリプトのインタープリタを指定する必要があります。

スクリプトは、パラメータを使用してインストール プロセスと情報を交換します。 以下のタイプのパラメータが識別されます。

内部パラメータ

インストーラにより設定され、スクリプトに渡されるパラメータです。

ユーザ定義のパラメータ

ユーザが作成したインストール スクリプトで定義されるパラメータ、または応答ファイルやインストール ダイアログ ボックスから指定されるパラメータです。

以下の内部パラメータが使用されます。

PIF_BACKUP

現行バージョンの製品を更新または再インストールする前に、バックアップの作成を制御します。

PIF_CHANGECONTROL_dialogelement

ダイアログ ボックス要素を使用しない場合にグレー表示するかどうかを制御します。

PIF_CHANGEPARAM_parameter

ダイアログ ボックス要素を使用して指定されたパラメータを編集できるかどうかを制御します。 PIF_CHANGEPARAM_parameter の値が 1(True)の場合、指定されたパラメータを変更するダイアログ ボックス要素が有効になります。 この値が 0(False)の場合、指定されたパラメータにアクセスできません。

PIF_CONTROL_NAME

スクリプトの呼び出し前にアクティブだった(フォーカスが設定されていた)フィールドの名前を指定します。 この情報に基づき、スクリプトは呼び出されたところからフィールドごとに異なる動作を実行できます。 この内部パラメータは、PIF ダイアログ ボックス内の任意の検証スクリプトに渡されます。このスクリプトには、フィールド検証スクリプト、アクション スクリプト、ダイアログ ボックス検証スクリプト、および動的ダイアログ ボックス検出スクリプトが含まれます。

PIF_DIALOG_LANGUAGE

製品のインストールに使用する言語を指定します。 このパラメータの値は、2 バイトまたは 3 バイトの言語識別子で、ENU などがあります。

PIF_DIALOG_MODE

インストール ダイアログ ボックスの種類を指定します。 設定可能な値は以下のとおりです。

JAVA、VT100、および NONE。

PIF_DIALOG_NAME

選択されたボタンに対応するダイアログ ボックスの名前を指定します。

PIF_INSTALL_JOB

インストール ジョブを指定します。 設定可能な値は以下のとおりです。

INSTALL、REINSTALL、UPDATE、および REMOVE。

PIF_INSTALL_MODE

インストール モードを指定します。 設定可能な値は以下のとおりです。

ATTENDED、UNATTENDED、および ASK。

PIF_INSTALL_PATH

PIF パッケージのインストール パスを指定します。

PIF_LOCALE

PIF パッケージをインストールするロケールを示します。

PIF_LOG_FILE

ログ ファイル名を指定します。

PIF_MAINPRODUCT_DIR

メイン パッケージのインストール パスを指定します。

PIF_PREINSTALL_DIR

プリインストール コンポーネントの抽出先となる一時フォルダ名を指定します。

PIF_PRODUCT_NAME

PIF パッケージの名前を指定します。

PIF_PRODUCT_PLATFORM

PIF パッケージの動作環境を指定します。

PIF_PRODUCT_VERSION

PIF パッケージのバージョンを指定します。

PIF_RESPONSE_FILE

パラメータ値の指定に使用する応答ファイルの名前を指定します。

PIF_RETAIN_CONFIGURATION

設定ファイルの削除を制御します。

PIF_SUPPLIER

PIF パッケージのベンダー名を指定します。