アンインストール ジョブを実行すると、アンインストールするアプリケーションの ascnnnn.sxp ファイルのすべてのエントリが、ターゲット コンピュータの config.sys ファイルから削除されます(これらのエントリが、ターゲット コンピュータにインストールされているほかのアプリケーションで必要とされない場合)。
このインストーラでは、以下で説明されているように BUFFERS、STACKS、FILES、FCBS、LASTDRIVE、DEVICE、DEVICEHIGH、INSTALL、および SET のいずれかのコマンドを含む行が処理されます。
ascnnnn.sxp ファイルに BUFFERS、STACKS、FILES、または FCBS コマンドが含まれるエントリがある場合、インストーラによって、ターゲット コンピュータにインストールされているほかのアプリケーションでそのエントリが必要とされるかどうかがチェックされます。
たとえば、config.sys ファイルに BUFFERS=50 が含まれ、インストール ファイルにも BUFFERS=50 があり、ほかの 2 つのアプリケーション用に BUFFERS=40 と BUFFERS=30 のエントリがある場合は、BUFFERS=50 は BUFFERS=40 に置き換えられます。
LASTDRIVE コマンドは、BUFFERS、STACKS、FILES、および FCBS コマンドと同様に処理されます。
DEVICE および DEVICEHIGH コマンドは、ドライバをロードする場合に使用されます。 インストーラによってドライバのファイル名が定義され(EMM386.EXE など)、インストールされているほかのアプリケーションで使用されるドライバ名と比較されます。 ほかのアプリケーションでこのドライバが使用されている場合、config.sys ファイルの行は削除されません。
重要: DEVICE および DEVICEHIGH コマンドが比較される場合は、ドライバ名のみが考慮されます。指定されたコマンド自体(DEVICE または DEVICEHIGH)は重要ではありません。
INSTALL コマンドの変更ルールは、DEVICE および DEVICEHIGH コマンドの変更ルールに対応しています。
オプションで、config.sys ファイルで SET コマンドを使用し、変数に値を割り当てることができます。 この場合、指定するエントリがアンインストール ジョブの削除対象となっているときは、SET コマンドで指定された変数がターゲット コンピュータの別のプログラムによって使用さていないときにのみ、エントリが削除されます。
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