前のトピック: ENC ゲートウェイ経由で Client Automation を使用することに関する制限事項次のトピック: 証明書の管理


encUtilCmd ユーティリティの使用

encUtilCmd ユーティリティとは、さまざまな ENC ゲートウェイ機能を実装するために設計されたプログラムです。 ただし、このセクションでは、encUtilCmd の 1 つのユース ケースのみを扱います。

encUtilCmd コマンドおよびそのすべてのオプションの詳細な説明については、「CA ブックシェルフ」の「リファレンス ガイド」カテゴリにある「EncUtilCmd コマンド リファレンス」を参照してください。

ほかの機能に加えて encUtilCmd ユーティリティでは、ENC ゲートウェイ セキュリティの設定に関する問題が処理されます。

このユース ケースでは、スケーラビリティ サーバのインストール後に発生する問題(ロックされた状態)について考えます。 ドメイン マネージャは、間にファイアウォールがあるために、スケーラビリティ サーバに直接接続できません。 そのため、この方法を使用してスケーラビリティ サーバにポリシーを配布することはできません。 スケーラビリティ サーバではすべての接続試行が拒否されるので、ドメイン マネージャは、ENC ゲートウェイを使用してスケーラビリティ サーバに接続できません。 スケーラビリティ サーバに誰が接続できるかを定義するのは、このポリシーです。

この問題を解決するには、テキスト ファイル内にいくつかのルールを定義し、ENC ゲートウェイ サーバ上で encUtilCmd コマンドを使用してこのファイルをインポートすることができます。