応答ファイルには、インストールおよび初期設定を制御するパラメータ値(プロパティ)が含まれています。
ほとんどの Client Automation パラメータには、プレフィックス CA_DSM、DSM_、またはコンポーネントを示すプレフィックスがあります。 ほかのパラメータは、ほかの CA 製品によって使用される可能性があります。
/R 指定と共に installdsm を使用して、応答ファイルのパラメータ値を上書きできます。 パラメータ値を変更することによって、インフラストラクチャ展開ウィザードまたは Software Delivery パッケージを使用して、リモート インストールを実行するときのデフォルトのインストールの動作を変更することもできます。
応答ファイルを手動で編集する場合は、通常はほかのプロパティ値(ほとんどの場合、ディレクトリおよびサブディレクトリのロケーション)から派生するプロパティ値に注意してください。 派生関係が壊れることを避けるために、以前に別のプロパティ値から派生したプロパティ値をハード コードしないでください。
例
SDLIBRARY (Software Delivery ライブラリの場所)は、デフォルトで CA_DSM_CONFIGDATA (Client Automation 設定データの場所)から派生し、CA_DSM_CONFIGDATA 自体も CA_ITRM_BASEDIR (メインの Client Automation の場所)から派生します。 これらの関係は、提供される install.rsp 応答ファイル内で管理されます。 応答ファイル内で、CA_DSM_CONFIGDATA が CA_DSM_CONFIGDATA=/data/CA/ConfigDataLocation としてハード コードされており、SDLIBRARY が SDLIBRARY=/data/CA/SDLibrary としてハード コードされている場合、CA_DSM_BASEDIR、CA_DSM_CONFIGDATA、および SDLIBRARY 間の派生関係は壊れます。
注: エージェント パッケージに固有のオプションは、インタラクティブな展開で使用されるオプションであり、インフラストラクチャ展開ウィザードの[エージェントの設定]ページで[追加の UNIX インストール オプション]を指定します。 このページでは、複数のインストール オプションをスペースで区切って入力し、既存のオプションを上書きできます。
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