FIPS モードを選択できるのは、インストーラを使用して対話形式で、またはコマンド ライン、msiexec、またはインフラストラクチャ展開(DMDeploy)を使用してサイレント モードで Client Automation をインストールする場合です。 デフォルトのモードは「FIPS‑ 推奨」です。
注: Client Automation インストールをアップグレード、変更、または修復する場合は、FIPS モードを指定できません。 インストールの後に DSM コンポーネントの FIPS モードを変更する場合は、必要なモードに切り替えます。 特定の FIPS モードへの切り替えの詳細については、「セキュリティ機能」のセクションを参照してください。
このセクションは、さまざまなインストール方法およびオプションを使用する際に、FIPS モードを変更する方法について説明します。
Client Automation インストーラには、製品のインストールする時に、[FIPS 準拠]セクションで FIPS モードを選択するオプションがあります。 チェックボックスを選択して、インストールするコンポーネントの FIPS のみモードを有効にします。 インストールの変更または修復の場合、インストーラにこのオプションはありません。
注: FIPS モードを選択できるのは、カスタム インストール時のみです。 簡易インストールでは、常に「FIPS 推奨」モードで Client Automation がインストールされます。 スタンドアロンの Remote Control エージェントのインストールでは、カスタムおよび簡易の両方のインストール時に、FIPS モードを指定できます。
コマンド ライン、msiexec または DMDeploy を使用して、サイレント インストールを実行する際に、FIPS モードの設定で以下のパラメータを指定できます。
Windows の場合
FIPS_MODE=1 //(FIPS 推奨) FIPS_MODE=2 //(FIPS のみ)
Linux または UNIX:
/RITCM_FIPS_MODE=1 //(FIPS 推奨) /RITCM_FIPS_MODE =2 //(FIPS のみ)
Software Delivery を使用して DSM コンポーネントをインストールまたはアップグレードする場合、FIPS モードを指定することはできません。 FIPS モードは以下の要因に基づいて決定されます。
すべての場合、マネージャは FIPS モードを設定する設定ポリシーを適用して、FIPS モードを無効化できます。
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