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インストール ツール msiexec

MSI インストール パッケージでは、コマンド ライン インターフェースがサポートされています。 コマンド ライン インターフェースは、カスタム構築した DVD または CD など、別の方法で DSM 機能をリモート システムに展開する場合、または Client Automation 機能をホスト展開イメージ内に構築する場合に使用することができます。

Microsoft Windows インストーラ(MSI)により、.msi というファイル拡張子を持つパッケージ ファイルからソフトウェアがインストールされます。

msiexec.exe は、コマンド ラインから MSI パッケージをインストールする際に使用できる実行可能コマンドです。 msiexec は、数多くのコマンド ライン オプションを備えた非常に柔軟性の高いツールです。 msiexec のオプションおよびパラメータの詳細については、Microsoft のオンライン ヘルプを参照してください。

すべての MSI パッケージで、汎用オプションがサポートされています。 また、一部の MSI パッケージでは、パッケージに固有のオプションがサポートされています。 この 2 つのオプション セットを使用することで、特定のアプリケーションをインストールする詳細な方法を制御することができます。

汎用オプション(/i、-l*v、/qn)およびマネージャ パッケージに固有のインストール オプション ADDLOCAL を使用する msiexec コマンドの例を、以下に示します。

msiexec /i "x:\WindowsProductFiles_x86\Manager\Manager.msi" -l*v "c:\DSMSetupMgr.log" ADDLOCAL=Manager,MgrDC,MgrAM ALLUSERS=1 /qn

汎用オプションおよびパッケージに固有のオプションの詳細については、msiexec の汎用オプションおよびパッケージ固有の MSI プロパティを参照してください。

注: エージェント パッケージに固有のオプションは、インタラクティブな展開で使用されるインストール パラメータのオプションであり、展開ウィザードの[エージェントの設定]ページで[追加の Windows インストール オプション]を指定します。 このページでは、複数のインストール オプションをスペースで区切って入力し、既存のオプションを上書きできます。

重要: MSI コマンド ライン msiexec を使用して DSM コンポーネントを直接インストールする場合は、MSI インストール プロパティ ALLUSERS の値を 1 に設定して(つまり、すべてのユーザに対してインストールされるが、ユーザにはコンピュータの管理者としてのアクセス権限が必要)、DSM マネージャの Software Delivery または Software Deployment 機能を使用して後でアップグレード、アンインストール、または再インストールできるようにしておく必要があります。 パラメータをこのように設定しなかったり、パラメータを空のままにした場合、コンポーネントは、それを最初にインストールする特定のユーザに対して登録されるため、マネージャ機能を使用して管理することができません。

システム名の指定に関する注意事項

Client Automation インストーラによってシステム名の入力を求められた場合は必ず、ドメイン サフィックスを含む完全修飾ドメイン名(FQDN)を入力することを強くお勧めします。これにより、転送リクエストが関連するすべての DNS 用に設定されていない場合でも、他のネットワーク ドメイン内のコンピュータ システムに接続することができます。