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利点と機能

DTS は、Client Automation などの CA クライアント ソリューションに提供され、これらにより使用されます。 これらのクライアント ソリューションは、事前定義された設定を使用して自動的に DTS をインストールするか、または、インストール時に DTS の設定をカスタマイズすることができます。 DTS の機能は、CA Common Services(CCS)コンポーネント、WorldView、およびイベント管理をインストールする場合に強化されます。

DTS と共に動作するために特別に設計されている CA ソリューションの使用法については、各ソリューションのドキュメントおよびオンライン ヘルプを参照してください。 一般に、ソリューションのオンライン ヘルプでは、ネットワーク内の目的のマシンすべてに DTS をインストールおよび設定した後のソリューションの使用法について説明されています。 ソリューションのインストール時に自動的に DTS がインストールされる場合でも、ネットワーク内の一部のマシンに DTS を設定する必要がある場合があります。 たとえば、マシン間にリンクを作成するには、マシンによって使用されるプロトコルを設定するか、マシンに関連するほかのプロパティを設定します。

注: 詳細については、「DSM エクスプローラ ヘルプ」の「共通設定ポリシー」を参照してください。

DTS の利点および機能は、以下のように分類されます。

ネットワーク管理

Data Transport Service では、いずれのネットワーク管理も実行することなくデータ転送のスケジュール設定、開始、監視、および制御が可能です。 ただし、必要に応じてネットワーク管理者は、カスタマイズされたネットワーク トポロジの確立およびネットワーク パフォーマンスの最適化などのネットワーク管理タスクを実行することができます。

CA Common Services との統合

Data Transport Service では、CCS の WorldView およびイベント管理コンポーネントと統合することにより、さらに機能が提供されます。

注: WorldView は、MS-SQL データベースを使用する Windows でのみサポートされています。 サポートされているデータベースおよびオペレーティング システムの詳細については、「実装ガイド」を参照してください。

データ転送

Data Transport Service を使用すると、管理者は、さまざまなプラットフォームおよび転送プロトコル間でデータ転送を作成および開始できます。 データ転送は、ただちに起動したり、後の日時でスケジュール設定できます。

DTS の特徴および機能は、以下のインターフェースを介して使用できます。