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自動マイグレーション

自動マイグレーション

自動マイグレーションは、エンタープライズ内の Windows デスクトップを新規オペレーティング システム(OS)にマイグレートする過程の自動化に役立ちます。 この機能は、マイグレーションの計画、マイグレーション処理の定義、プロセスの検証、およびターゲット コンピュータへの新しい OS の展開に役立ちます。 自動マイグレーションは、CA PAM を使用してマイグレーション ワークフローを自動化します。

マイグレーションの種類

コンピュータをターゲット オペレーティング システムにマイグレートする方法は、マイグレーションの種類によって定義されます。

ワイプと再ロード マイグレーション

ターゲット コンピュータ上のオペレーティング システム、ユーザ設定、およびソフトウェア インストールを消去して再ロードします。 Client Automation は、新しい OS へのマイグレートに必要なハードウェア設定があるコンピュータ上で、ワイプと再ロード マイグレーションを実行します。

マシン置換マイグレーション

新しい OS を展開し、ソース コンピュータから別のターゲット コンピュータにユーザ設定およびソフトウェア インストールをマイグレートします。 新しい OS に対して必要なハードウェア設定がないコンピュータを置換する場合は、マシン置換マイグレーションを実行します。

注: インストールされたソフトウェアと新しい OS との互換性がない場合は、ソフトウェアを新しい OS と互換性のあるバージョンにマップします。 このような場合のマップされたソフトウェアのインストールは、自動マイグレーション処理によって実行されます。

マイグレーション処理の段階

エンタープライズ内での新しい OS へのコンピュータのマイグレートは、以下の 4 つの主な段階で構成されています。

注: Windows 7 Migration のこれら各段階の詳細については、http://www.ca.com/files/technologybriefs/client_manager_windows7_4901_229118.pdf を参照してください。