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問題からのリスクの作成

既存の問題からリスクを作成できます。 共通のフィールドの基本情報は、新しい問題に継承されるため設定が簡単です。 レコード間での移動が簡単なため、リスクから元の問題にリンクによって戻ることができます。 また、リスクまたは問題を手動で関連付けることもできます。 手動による関連付けは、リスクと問題との関連を理解し、プロジェクト全体をより適切に管理するために便利な機能です。

以下の手順に従います。

  1. プロジェクトを開き、[リスク/問題/変更]をクリックします。
  2. [リスク/問題/変更]メニューを開き、[問題]をクリックします。
  3. 問題名をクリックします。
  4. [リスクの作成]をクリックします。
  5. [概要]セクションのフィールドに入力します。 以下のフィールドには説明が必要です。
    カテゴリ

    リスクが属するカテゴリを定義します。

    値:

    • 柔軟性 - プロジェクトが簡単に適応できません。
    • 資金調達 - プロジェクトの資金調達が割り当てられていない、または制約を付けて使用可能です。
    • ヒューマン インターフェース - ユーザ インターフェース(UI)は明確に定義されていません。
    • 実装 - 実装工数とユーザ受諾に不安があります。
    • 相互依存性 - プロジェクトは他のプロジェクトに依存しています。
    • 目標 - 要件、目標、スコープおよび利益は妥当性がなく、明確な定義を欠き、測定と検証ができません。
    • 組織文化 - プロジェクトには、社風、業務過程、手続、または方針の変更が必要です。
    • リソース利用可能時間 - 内部リソース利用可能時間が明確でなく、外部リソースが必要です。
    • スポンサーシップ - スポンサーシップは明白に指定されず、確定していません。
    • サポート性 - プロジェクトは将来サポートが容易でなく、大幅な更新が必要です。
    • 技術 - プロジェクトの技術は未実証で、内外の専門家が新たに必要とされます。
    オーナー

    リスクを管理しているリソースの名前を定義します。 このリソースは、リスクのライフサイクルを通じて、リスクの適切な管理および追跡を確認することに責任を持ちます。

    既定値: 現在ログインしているリソース。

    作成者

    このリスクを作成したリソースの名前が表示されます。

    既定値:現在ログインしているリソース

  6. [詳細]セクションのフィールドに値を入力します。 以下のフィールドには説明が必要です。
    リスクの症状

    この項目をリスクとして認識する症状を定義します。

    影響の説明

    リスクがプロジェクトに及ぼした結果の説明が表示されます。

    影響日

    リスクからの影響がプロジェクトに及んだ日付が表示されます。

    解決予定日

    リスクの解決予定日が表示されます。

    想定

    どのような想定によってリスクを決定したのかが表示されます。

    関連リスク

    このリスクと関連するこのプロジェクトのリスクを定義します。 リスクを関連付けられるのは、このプロジェクト内のリスクのみです。

    関連問題

    このリスクと関連するこのプロジェクト内の問題を定義します。 リスクを関連付けられるのは、このプロジェクト内のリスクのみです。

    対応タイプ

    このリスクに対する対応のタイプを定義します。

    値:

    • 監視。 このタイプは、リスクに対して対応を行わない場合に使用します。 このタイプは、通常は算出リスクのスコアが低いリスクに対して割り当てられます。 言い換えると、アクションを実行するほどリスクの可能性または影響は大きくないが、リスクを未処理のままとし、監視したい場合です。
    • 受諾。 このタイプは、リスク顕在化が受諾され、場合によってはリスクを解消する意図が見られない場合に使用します。
    • 転移。 このタイプは、リスクを別のプロジェクトに転送する場合に使用します。 転移したリスクは終了できます。
    • 軽減。 このタイプは、リスク対応方法を適用しリスクを解決する場合に使用します。

      既定値: 監視

  7. [リスク評価]セクションのフィールドに値を入力します。 以下のフィールドには説明が必要です。
    可能性

    影響が発生する可能性を定義します。 リスクの可能性は、リスク顕在化の計算に使用されます。

    値: 低(1)、中(2)、高(3)

    既定値:

    算出リスク

    [可能性]と[影響]フィールドで選択した値に基づいて計算されたスコアを表示します。

    リスク値:

    • 4 ~ 6 (黄)。 算出されたリスクは中程度です。
    • 7 ~ 9 (赤)。 算出されたリスクは高程度です。
    • 1 ~ 3 (緑)。 算出されたリスクは低程度です。
    影響

    特定リスクがプロジェクトに及ぼす影響を定義します。プロジェクトのパフォーマンス、サポート機能、コスト、およびスケジュールに対してリスクが与える影響を考慮して決定します。 この値は、リスク顕在化の計算に使用されます。

    値: 低(1)、中(2)、高(3)

    既定値:

  8. [添付]セクションに入力がある場合、ドキュメントを添付します。
  9. [解決]セクションのフィールドに値を入力します。 以下のフィールドには説明が必要です。
    解決

    リスクが軽減された後の最終的な解決方法を定義します。 解決データは、将来プロジェクトのリスクに対して計画または対策を立てる場合に、リスク対応方法の結果を再考するのに役に立ちます。

    残存リスク

    リスクを解決するための緩和策の結果としてプロジェクト内で発生または遭遇したリスクを指定します。 関連リスクとは異なり、残存リスクは結果がさまざまですが、リスクを解決するために行った措置の結果生じます。

  10. 変更を保存します。