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スケジューリング プロパティの定義

スケジューリング プロパティは、以下の目的で定義します。

以下の手順に従います。

  1. プロジェクトを開きます。
  2. [プロパティ]メニューを開いて、[プロパティ]から[スケジュール]をクリックします。
  3. [スケジュール]セクションの以下のフィールドに入力します。 以下のフィールドには説明が必要です。
    対象日

    時間および予算の見積もりに含めるデータの日付を定義します。 この日付は、スケジュール済み作業の予算化コスト(BCWS)などのアーンド バリュー分析(EVA)計算で使用され、コストの計算を行います。 プロジェクト用の ETC は、対象日にまたはそれより前にスケジュールされません。

    完了率(%)

    タスクとサブプロジェクトの完了率に基づいて、プロジェクトで完了している作業の割合を定義します。 このフィールドが表示されるのは、完了率(%)の計算方法が、[期間]または[工数]に設定されている場合のみです。

    既定値: 0

    値: 0 ~ 100。

    達成率(%)計算方法

    プロジェクトおよびタスクの完了率(%)の計算方式を指定します。

    値:

    • 手動。 プロジェクト、要約タスク、および詳細タスクに対して完了率(%)を手動で入力する場合は、この方式を使用します。 CA Clarity PPM を Microsoft Project と併用している場合、または外部ジョブを使用して[完了率 (%)]を計算する場合は、この計算方式を選択します。 [完了率(%)]フィールドは[タスクのプロパティ]ページに表示されます。 手動の方法を使用する場合、タスクのステータスは自動的には変更されません。 タスクのステータスは、[完了率(%)]値またはステータスを手動で更新した場合にのみ変更されます。
    • 期間。 期間に基づいて完了率(%)を管理するには、この方式を使用します。 期間は、タスクに対するアクティブな作業時間の合計期間を計測する単位です。これは、タスクの開始日から終了日までに基づいています。 要約タスクの完了率(%)は、以下の公式に基づいて自動的に計算されます。
      要約タスクの完了率(%)= 完了した詳細タスクの期間の合計/詳細タスクの期間の合計
      
    • 工数。 リソースの割り当てによって完了した作業単位に基づいて、要約タスクおよび詳細タスクの完了率(%)を自動的に計算するには、この方式を使用します。 労働以外のリソースをタスクに割り当てる場合、リソースの工数と実績値はこの計算では無視されます。 この計算は以下の公式を使用して行われます。
      要約タスクの完了率(%) = 詳細タスクのリソースの割り当て実績値の合計 / 詳細タスクのリソースの割り当て工数の合計
      詳細タスクの完了率(%) = リソースの割り当て実績値の合計 / リソースの割り当て工数の合計
      

      既定値: 手動

      : プロジェクトの開始時点で、完了率(%)の計算方法を設定し、その後この値を変更しないようにします。

      重要: タスクおよび割り当ての開始日および終了日が、プロジェクトの開始日および終了日と同じかまたは範囲内であることを確認します。 それ以外の場合、タスクおよび割り当ての開始日および終了日に従って、プロジェクトの開始日および終了日が自動的に再定義されます。

  4. [トラッキング]セクションのフィールドに値を入力します。 以下のフィールドには説明が必要です。
    Track Mode

    プロジェクト タスクに費やした時間を入力するために、リソース割り当てで使用するトラッキング方法を指定します。

    値:

    • Clarity。 割り当てられたリソースは、タイムシートを使用して、割り当てられたタスクに対する時間を入力します。
    • なし。 労働リソース以外のリソースは、会計トランザクション レコードから、または Open Work Bench および Microsoft Project などのデスクトップ スケジューラを通して、実績値を追跡します。
    • その他。 サードパーティ アプリケーションから実績値をインポートします。

      既定値: Clarity

    請求コード

    プロジェクトに請求されるトランザクションの請求コードを定義します。 また、タイムシート上でタスク レベルの請求コードも定義する場合、このコードはタスクの請求コードによって上書きされます。

  5. ユーザが未割り当てタイムシート タスクをプロジェクトに追加することを許可しない場合は、[未割り当てタイムシート タスクの追加を禁止]チェック ボックスをオンにします。
  6. [スタッフ割り当て]セクションのフィールドに値を入力します。 以下のフィールドには説明が必要です。
    既定のスタッフ OBS ユニット

    チーム スタッフ メンバをプロジェクトに追加する際に使用する既定の OBS ユニットを定義します。 この OBS ユニットは、スタッフ配置要件を記述します。また、リソース プール、特定の場所、または部門である場合があります。 OBS ユニットとリソース マネージャにロールをマップすると、ロールを正確に配置することができます。 既定のスタッフ OBS ユニットは、フィルタ条件としてスタッフ OBS を使用し、キャパシティ計画実行中にユーザのキャパシティに対する需要を分析するために使用されます。 

    例:

    OBS を使用し、アトランタでのプログラマに対する需要を満たすために、その場所のプログラマに対して十分なキャパシティがあるかどうかを把握します。

  7. 変更を保存します。