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進捗ステータスを測定するためのベースラインの作成および更新

プロジェクトで頻繁に使用されるベースラインも、サービスの合計計画工数および予想コストのスナップショット取得に利用できます。 ベースラインは静的であるため、 ベースラインの作成後に行ったサービスへの変更は、最新のベースラインに自動的には反映されません。 ただし、ベースラインを更新して、新しい情報を含めることができます。

注: インシデントの実績数は計画されていない作業を表し、ベースラインの合計工数には含まれません。

リソース時間も入力する前に、初期ベースラインを作成します。 さまざまなフェーズの完了時、およびサービスの完了時に、サービスの中途も含めてさまざまな間隔で追加のベースラインを作成します。 初期ベースラインによって、サービスの進行中に見積もりと実績値を比較できます。

以下の手順に従います。

  1. サービスを開きます。
  2. [プロパティ]メニューを開き、[ベースライン]をクリックします。

    [ベースライン]ページが表示されます。

  3. サービス ベースラインを編集するには、このページ上でベースライン リビジョンの名前をクリックします。
  4. ベースラインを作成するには、[新規]をクリックします。

    プロパティ ページが表示されます。

  5. 以下のフィールドに入力します。
    リビジョン名

    ベースライン リビジョンの名前を定義します。

    例:

    初期ベースライン、中間ベースライン、または最終ベースライン。

    必須: はい

    リビジョン ID

    ベースライン リビジョンの一意の識別子を定義します。

    例:

    v1 や v5 など、ベースラインのバージョン番号。

    必須: はい

    説明

    ベースライン リビジョンの説明を定義します。

    必須: いいえ

    最新リビジョン

    ベースライン リビジョンを現在のベースラインとして定義します。 このフィールドは、ベースライン リビジョンが存在する場合にのみ表示されます。 既定では、最後に作成したベースラインが最新のプロジェクト ベースラインになります。 ユーザが定義したベースラインが 1 つだけである場合、それが現在のベースラインになります。

    既定値: オン

  6. 変更を保存します。
  7. ベースライン用の以下の工数およびコスト情報を表示します。 情報は、サービス プロパティの[ベースライン リビジョン]ページの列から取られます。
  8. (オプション) ベースラインを使用して、サービス パフォーマンスのアーンド バリュー分析(EVA)を実行できます。 EVA は、ユーザが現在までにサービスおよび完了した作業に消費した金額を示します。

    注: ベースラインを作成してコスト ベースライン値を取得する前に、サービス スタッフに対するレートを定義し、[レート マトリクスの抽出]ジョブを実行します。 ベースラインを作成して BCWP ベースライン値を取得する前に、[要約タスク]でパーセント値を入力します。

  9. ベースラインを更新するには、[プロパティ]メニューを開いて[ベースライン]をクリックします。

    [サービス ベースライン]ページが表示されます。

  10. ベースラインの隣にあるチェックボックスをオンにします。
  11. [ベースラインの更新]をクリックします。

    [確認]ページが表示されます。

  12. [はい]をクリックします。

    既定では、最も新しく作成されたベースラインが、サービスの現在のベースラインになります。 最新リビジョンのベースラインを削除した後に複数のベースラインが残っている場合、日付が最も新しいベースラインが最新リビジョンになります。

    投資のベースラインが 1 つある場合は、このベースラインが現在のベースラインとしてマークされます。 現在のベースラインは、リスト上の[現在]列に黄色いチェックマーク付きで表示されます。 現在のベースラインにするベースラインを開き、[最新リビジョン]フィールドを選択し、ベースライン リビジョンを保存します。