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CA CSM の起動

CA CSM を起動する JCL メンバは、JCL データ セット(RunTimeMVSHLQPrefix.JCL)、または PROCLIB データ セット(RunTimeMVSHLQPrefix.PROCLIB)のいずれかにあります。 メンバの場所は、CA CSM のインストールおよびセットアップ プロセスのサマリ レポートで示されます。 これらのメンバをバッチ ジョブまたはスターティッド タスクとしてサブミットまたは開始できます。

CA CSM は、スタートアップ時および稼働中にファイルを割り当てます。 サイトにファイル割り当てに影響する製品がある場合は、そのような処理を除外する DD ステートメントが、CA CSM アプリケーション サーバを開始する JCL メンバ MSMTCSRV に含まれていることを確認してください。

注: CA CSM アプリケーション サーバは、512 MB のデフォルト リージョン サイズを使用します。 この値を変更する場合は、MSMTCSRV JCL メンバの REGSIZE パラメータを更新します。 また、以下のステートメントで、SAMPLIB(MSMLIB) メンバの Xmx 値を更新します。

IJO="-Xms128m -Xmx512m"

次の手順に従ってください:

  1. MSMMUFS JCL メンバをサブミットするか、または MSMMUF PROCLIB メンバを開始します。

    CA Datacom/MSM/Multi-User 機能(MUF)アドレス空間が開始します。

    注: STEPLIB のすべてのデータ セットは、APF 許可される必要があります。

    MUF が正常に開始すると、以下の例のようなメッセージが表示されます。

    DB00215I - CA Datacom/DB r12 at service pack: SP0
    DB00212I - CA Datacom SQL r12   at service pack: SP0
    DB00226I - MULTI-USER ACTIVATED XCF SUPPORT (RIMF20,mufname)
    DB00222I - MULTI-USER ACTIVATED CCI SUPPORT (caicci_sysid,mufname)
    DB00201I - MULTI-USER ENABLED, CXX=cxx_name    MUFNAME=mufname SVC=svc_number
    

    重要: ランタイム CUSMAC(DBDATIN1) メンバの MUF パラメータの値が、オプション ファイル(MSMSetupOptionsFile.properties)の MUFname キーワードの値と一致することを確認してください。 一致しない場合、MUF を開始できません。

  2. 初めて最新の CA Datacom/MSM MUF を起動する場合、MSMDBSVS(CA Datacom/DB サーバ)および MSMTCSRV(アプリケーション サーバ)がアクティブではないことを確認してください。
  3. MSMDBSVS JCL メンバをサブミットするか、または MSMDBSRV PROCLIB メンバを開始します。

    CA Datacom/MSM サーバ アドレス空間が開始します。

    サーバが正常に起動すると、以下の例のようなメッセージが表示されます。

    DB00101I - Started Job-MF2SRVR2 number-11326 CXX=CAMSM    Mufname=muf_name   Svc=svc_number
    BPXM023I (USER01) DSV00049I-CA Datacom Server r11       INITIALIZED -server_name
    
  4. MSMTCSRV JCL メンバをサブミットするか、または MSMTC PROCLIB メンバを開始します。

    CA CSM アプリケーション サーバ アドレス空間が開始します。

    サーバが正常に開始すると、以下のメッセージが STDOUT に表示されます。

    MSM0009I - CA CSM startup complete.
    

    スタートアップが失敗した場合、以下のメッセージが STDOUT に表示されます。

    MSM0010E - CA CSM startup failed.
    

    さらに、スタートアップの結果に応じて、以下のいずれかのメッセージがシステム コンソールに表示されます。

    MSM0009I CA CSM STARTUP COMPLETE 
    MSM0010E CA CSM STARTUP FAILED
    

    注: CA CSM アプリケーション サーバ リージョンのスタートアップ JCL には、コメント アウトされた SYSMDUMP DD ステートメントがあります。 サイトの基準やシステムが、このダンプのスプール システムへの収集をサポートしている場合、この DD ステートメントのコメントを解除することで、失敗した場合のダンプを取得することができます。

    CA CSM アプリケーション サーバ アドレス空間が正常に開始されると、Web ブラウザから CA CSM にログインできます。

注: