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ネイティブの USS からの実行

Prerequisite Validator ユーティリティは、ネイティブの USS コマンド プロンプトから直接実行できます。

以下の手順に従います。

  1. Prerequisite Validator pax ファイルを、お使いの USS 環境のディレクトリにダウンロードします。
  2. お使いの z/OS システムで、ネイティブの USS コマンド プロンプトを開きます。
  3. 以下のコマンドを使用して、Prerequisite Validator の pax ファイルをダウンロードしたディレクトリに移動します。
    cd path_where_Prerequisite_Validator_is_downloaded
    

    以下に例を示します。

    cd /u/users/MSMpre
    
  4. 以下のコマンドを発行します。
    pax -rvf 51000068XU1.pax.Z
    

    注: Z サフィックスを含む完全な pax ファイル名では、大文字と小文字が区別されます。 pax コマンドを発行するシステムでは、ファイル名に大文字や小文字が正確に使用されていることを確認してください。 必要に応じて、ファイル名を変更します。

    Bin フォルダのコンテンツが展開されます。

  5. 以下のコマンドを発行します。
    cd Bin
    
  6. (オプション) 必要に応じて、デフォルトのプロパティ ファイル パラメータを修正します。
  7. 以下のコマンドを発行して、ユーティリティを呼び出します。
    ./MSMVal.sh JavaHomePath
    

    以下に例を示します。

    ./MSMVal.sh /usr/lpp/java/J6.0
    

    使用許諾契約の画面が表示されます。

  8. 使用許諾契約を確認し、F3 キーを押します。

    この契約への同意を促すメッセージが表示されます。

    Y」と入力して、契約に同意します。

    ユーティリティは、ホスト名および IP アドレスをシステムから収集し、JESINTERFACELEVEL を確認するために FTP 接続を試行します。

  9. (オプション) デフォルト ファイル パラメータを変更した場合、または収集したホスト名で接続に失敗した場合、プロンプトの表示に応じてホスト名を入力します。 または、後のセクションで説明されるデフォルト プロパティ ファイルを使用して、この値を指定することもできます。

実行が成功すると、最後に Prerequisite Verification レポートが参照モードで表示され、以下のファイルが生成されます。