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IPL での CA Datacom/MSM SVC のロードのための CAIRIM セットアップ

CAIRIM サービスは、動的な一連の初期化ルーチン用の CA Common Services for z/OS の共通ドライバです。 CA CSM セットアップ ユーティリティは、現在の初期プログラム ロード(IPL)に CA Datacom/MSM スーパーバイザ コール(SVC)をロードします。 CAIRIM をセットアップし、各 IPL 中に SVC を自動的にロードします。

注: CA MSM r3.1 からアップグレードしている場合、別の SVC を使用する必要があります。ユーザが CA CSM の既存顧客で、CA MSM V4.0 あるいはそれ以降のバージョンから移行している場合、このパラメータ値は以前のバージョンと同じ値でかまいません。 CA Datacom Version 12.0 の既存インスタンスと同じ SVC を使用している場合、このタスクを実行する必要はありません。 このタスクは、その既存インスタンスに対してすでに実行済みです。

以下の手順に従います。

  1. CAIRIM のスタートアップ プロシージャに、以下のいずれかのステートメントを追加します。
    run_time_caaxload

    CAAXLOAD CA Datacom/MSM ライブラリの名前を指定します。

    x

    他の CAAXLOAD CA Datacom ライブラリと区別するために、ddname にサフィックスを指定します。

    制限: 英数で 1 ~ 3 文字

    IPL 実行時に CA Datacom/MSM SVC をロードするように CAIRIM サービスが設定されます。

  2. STEPLIB に以下のステートメントを追加します。
    DSN=run_time_caaxload,DISP=SHR
    
    run_time_caaxload

    CAAXLOAD CA Datacom/MSM ライブラリの名前を指定します。

    注: この STEPLIB の一部であるすべてのデータ セットと同様に、CA Datacom/MSM CAAXLOAD ターゲット ライブラリは APF 許可される必要があります。

  3. CAIRIM スタートアップ JCL プロシージャ(通常は CAS9 プロシージャ)によって参照される PARMLIB メンバに、以下のいずれかのステートメントを追加します。
    svc

    CA CSM セットアップ ユーティリティ用のオプション ファイルで、SVCNO キーワードによって設定される SVC 番号を指定します。