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アップグレード用のインストール ジョブ

インストーラは、以下のルールに従って指定したインストールのタイプとインストール オプションに必要な、一意の JCL を生成します。

CSMUxxyy
xx

どのバージョンからアップグレードするかを示します.

yy

ジョブのシーケンス番号を表します。

たとえば、ユーザが CA MSM R4.1 からアップグレードしている場合、ジョブ番号は CSMU4101、CSMU4102、...、CSMU4110 になります。

現行の CA CSM データベースから最新バージョンの CA CSM へのアップグレードを実行している場合、以下のジョブが作成されます。

CSMUxx01(既存の CA CSM データのバックアップ)

既存の旧バージョンの CA Datacom/MSM データをバックアップします。

CSMUxx02(CA CSM 製品の解凍)

z/OS と USS コンテンツを解凍します。

CSMUxx03(CA CSM SMP/E 環境のカスタマイズ)

SMP/E 環境データ セット UCLIN ステートメントを、オプション ファイルから提供されるサイト固有の値でカスタマイズします。

CSMUxx04(CA Datacom/MSM データベース システム モジュールのアセンブルおよびリンクエディット)

CA Datacom/MSM システム ID モジュールを、オプション ファイルで提供されるサイト固有の値でアセンブルし、リンク エディットします。

CSMUxx05(CA Datacom/MSM SVC のロード)

CAIRIM モジュールを実行し、CA Datacom/MSM SVC をロードします。

CSMUxx06(CA Datacom/MSM データベース データ セットの割り当ておよびロード)

CA Datacom/MSM データベース データ セットを割り当ててロードします。

CSMUxx07(データ移行)

旧バージョンの CA Datacom/MSM データベースを最新のバージョンへ移行します。

CSMUxx08(CA Datacom MUF の開始)

このジョブは CA Datacom/MSM MUF を開始します。

注: Automatic または Review モードで CA CSM インストーラを実行している場合でも、このジョブを手動で実行します。 ジョブ CSMUxx08 は実行中のタスクです。 次のジョブをサブミットする前に、JES Active Queue を確認し、ジョブ CSMUxx08 が実行中かどうかを判断します。

CSMUxx09(新規にインストールされたデータベースのデータベース テーブルとバックアップの確認)

MSMDBSVS(CA Datacom/DB サーバ)および MSMTCSRV(Apache Tomcat)がアクティブではないことを確認します。

このジョブはアップグレードしている CA CSM のバージョンに固有の要件と一致します。 すべてのバージョンにおいて、このジョブは CA Datacom/MSM データベース テーブルを確認し、最新の CA Datacom/MSM インストール データベースのバックアップを作成します。 ただし、最新のバージョンにアップグレードしている場合、このジョブにはアップグレードしている CA CSM バージョン固有の、追加の JCL 手順が含まれます。

このジョブが失敗する場合は、エラー メッセージを確認し、その問題の原因を突き止めます。 状況を修正するために適切な処置を講じます。 このジョブを再びサブミットする前に、以下の手順を実行します。

CSMUxx10(CA Datacom MUF の停止)

このジョブは CA Datacom/MSM MUF を停止します。

注: Automatic または Review モードで CA CSM インストーラを実行している場合でも、このジョブを手動で実行します。