CA CSM を初めて起動する際に、DBINIT メンバ RunTimeMVSHLQPrefix.SAMPLIB(DBINIT)が使用されます。 CA CSM インストーラは、このメンバのコンテンツを設定します。
重要: CA サポート から要求された場合のみ、メンバのコンテンツを変更してください。 キーワードに設定された値の中には、CA CSM セットアップ オプション ファイルと RunTimeMVSHLQPrefix.SAMPLIB(DBINIT)メンバの間で異なるものもあります。 そのため、CA サポート からの指示に忠実に従うことが重要です。
DBINIT メンバは、CA CSM スタートアップ JCL(RunTimeMVSHLQPrefix.JCL(MSMTCSRV))の DBINIT DD に割り当てられます。 これは CA CSM が初めて実行されるときのみ使用されます。
起動中、DBINIT メンバから取得した値はデータベースに格納されます。 1 回だけ設定できる値があります。 それらを変更することはできず、値を変更してもまったく効果がありません。 後で CA CSM Web ベース インターフェースを使用して、その他の値を修正できます。
Web ベース インターフェースを使用して修正できない値を変更するには、DBUPDATE DD を使用します。 DBUPDATE DD は、CA CSM の起動中に処理されます。
重要: CA サポート から要求された場合のみ、これらの値を更新してください。 それ以外の場合に更新すると、データの不整合が起こる可能性があります。
DBINIT と DBUPDATE のコンテンツはレコードで、# で始まるコメント、または以下の形式での値が設定されます。
setting=value
値は DBINIT または DBUPDATE 処理中には検証されません。
以下の設定がマウント ポイント マネージャで利用可能です。
CA CSM が作業ファイルに使用する、USS ディレクトリへのパスを定義します。 セットアップ ユーティリティの実行時に、このディレクトリが利用可能である必要があります。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[System Settings]-[Mount Point Management]ページの[Application Root]フィールドを使用して変更できます。
注: この値を変更しても、既存のデータは新しいパスにコピーされません。 新しいパスが有効であることを確認します。
ファイル システムの割り当てに使用されるプレフィクスを定義します。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[System Settings]-[Mount Point Management]ページの[Data Set Prefix]フィールドを使用して変更できます。
制限: 40 文字
注: この設定を変更する場合、その設定は新しく割り当てられたデータ セットに対してのみ使用されます。
[Settings]タブの[Mount Point Management]ページの SMS ストレージ クラスを定義します。
値は空白でもかまいません。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[System Settings]-[Mount Point Management]ページの[Storage Class]フィールドを使用して変更できます。
注: この設定を変更する場合、その設定は新しく割り当てられたデータ セットに対してのみ使用されます。
[Settings]タブの[Mount Point Management]ページで、対応する DASD のボリューム シリアル番号を定義します。
値は空白でもかまいません。 値を定義する場合、mpmVolser はオンライン ボリュームのボリューム シリアル番号である必要があります。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[System Settings]-[Mount Point Management]ページの[Storage Class]フィールドを使用して変更できます。
注: この設定を変更する場合、その設定は新しく割り当てられたデータ セットに対してのみ使用されます。
ファイル システムの割り当てに使用されるファイル システム タイプを指定します。
以下のオプションがあります。
注: zFS ファイル システムの使用をお勧めします。
これらの値は Web ベース インターフェース、[Settings]タブの[System Settings] - [Mount Point Management]ページを使用して変更できます。
注: この設定を変更する場合、その設定は新しく割り当てられたデータ セットに対してのみ使用されます。 既存のデータ セットはそのまま残します。
CA CSM が起動中にすべてのファイル システムをマウントする必要があるかどうかを指定します。
以下のオプションがあります。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[System Settings] - [Mount Point Management]ページの[Automount check]チェック ボックスを使用して変更できます。
[Settings]タブの[Mount Point Management]ページで、データ セットを配置する DASD のタイプを指定します。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[System Settings]-[Mount Point Management]ページの[Unit]フィールドを使用して変更できます。
注: この設定を変更する場合、その設定は新しく割り当てられたデータ セットに対してのみ使用されます。
[Settings]タブの[Mount Point Management]ページで、ファイル システム データ セットの SMS データ クラスを指定します。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[System Settings]-[Mount Point Management]ページの[Data Class]フィールドを使用して変更できます。
注: この設定を変更する場合、その設定は新しく割り当てられたデータ セットに対してのみ使用されます。
[Settings]タブの[Mount Point Management]ページでファイル システム データ セットに対する SMS 管理クラスを指定します。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[System Settings]-[Mount Point Management]ページの[Storage Class]フィールドを使用して変更できます。
注: この設定を変更する場合、その設定は新しく割り当てられたデータ セットに対してのみ使用されます。
[Settings]タブの[Mount Point Management]ページで、ファイル システムに新しいデータ セットを割り当てるときに SMS を使用するかどうかを指定します。
以下のオプションがあります。
mpmStorclas が定義されている場合、mpmAllocation は SMS として扱われます。 それ以外の場合、mpmAllocation は NONSMS として扱われます。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[System Settings]-[Mount Point Management]ページの[Use SMS or Use Non-SMS]フィールドを使用して変更できます。
注: この設定を変更する場合、その設定は新しく割り当てられたデータ セットに対してのみ使用されます。
以下の設定がソフトウェア カタログで利用可能です。
データ セット名のサフィックスを指定します。データ セットには内部生成カウンタもあります。
名前の形式は、以下のとおりです。
mpmHlq.scDatasetPrefixn
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[System Settings] - [Software Catalog]ページの[Data Set Suffix]フィールドを使用して変更できます。
注: この設定を変更する場合、その設定は新しく割り当てられたデータ セットに対してのみ使用されます。
CA サポート Online Web サイト から取得したパッケージを格納する、カスタマ サイトの Software Catalog データベースのルート ディレクトリを定義します。 ディレクトリは CA CSM のアプリケーション ルート、mpmPath と関連付けられています。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[System Settings] - [Software Catalog]ページの[Root Directory]フィールドを使用して変更できます。
注: 新しいパスが有効なソフトウェア カタログのルートを指していることを確認してください。
USS データベースの、製品またはリリース レベルで暗黙的にマウントされているデータ セットの初期量のデフォルト値を指定します。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[System Settings] - [Software Catalog]ページの[Primary Quantity]フィールドを使用して変更できます。
USS データベースの、製品またはリリース レベルで暗黙的にマウントされているデータ セットの増分量のデフォルト値を指定します。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[System Settings] - [Software Catalog]ページの[Secondary Quantity]フィールドを使用して変更できます。
以下の設定が CA DSI Server で利用可能です。
CA CSM がセキュリティ機能を提供するために内部で使用する、CA DSI Server のホスト名を指定します。
この値は Web ベース インターフェースで変更できませんが、DBUPDATE を使用して修正できます。
CA CSM がセキュリティ機能を提供するために内部で使用する、CA DSI Server のポート番号を指定します。
この値は Web ベース インターフェースで変更できませんが、DBUPDATE を使用して修正できます。
CA DSI Server 設定ファイルのパスを指定します。
この値は Web ベース インターフェースで変更できませんが、DBUPDATE を使用して修正できます。
以下の設定がソフトウェア インストール サービスで利用可能です。
製品のインストールとメンテナンス中に GIMUNZIP 出力一時データ セットを割り当てるために CA CSM が使用するプレフィクスを定義します。 データ セットの名前は、prefix.jobname.unpacked_file_name のようになります。 作成された一時作業ファイルは、SMP/E で制御されたデータ セットではありません。 CA CSM は製品インストール プロセスで、それらのファイルを削除します。 これらのファイルは、製品を SMP/E 環境のグローバル ゾーンに RECEIVE する際に、SMP/E 処理の入力関連ファイルとして使用されます。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[Software Installation]ページの[GIMUNZIP Temporary Prefix]フィールド([System Settings]と[User Settings]の両方)を使用して変更できます。
制限: 12 ~ 19 文字(ジョブ名に使用される文字数により異なる)
注: デフォルトの 6 文字のジョブ名を使用する場合、GIMUNZIP 一時プレフィクスには 14 文字まで入力できます。
実行されたプログラムによって使用される一時データ セット用のプレフィクスを定義します。
一時データ セットの名前は、以下の形式になります: prefix.Rn.ddname(n は実行リクエスト番号です)。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[Software Installation]ページの[Temporary Data Set Prefix]フィールド([System Settings]と[User Settings]の両方)を使用して変更できます。
デフォルト: userid.CAMSM.jobname
制限: 24 文字
インストール中に GIMUNZIP によって作成された一時データ セットに使用する DASD のボリューム シリアル番号を指定します。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[Software Installation]ページの[GIMUNZIP Temporary VOLSER]フィールド([System Settings]と[User Settings]の両方)を使用して変更できます。
制限: 1 ~ 6 文字の英数文字またはアスタリスク(*)。 アスタリスクを指定すると、自動クラス選択(ACS)ルーチンが許可する場合、SMS は新しい VSAM データ セット用のボリュームを割り当てます。
実行したプログラムが一時データ用に使用するデータ セットの SMS ストレージ クラスを指定します。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[Software Installation]ページの[Storage Class field]フィールド([System Settings]と[User Settings]の両方)を使用して変更できます。
実行されたプログラムが一時データ用に使用するデータ セットに使用する DASD のボリューム シリアル番号を指定します。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[Software Installation]ページの[VOLSER]フィールド([System Settings]と[User Settings]の両方)を使用して変更できます。
制限: 1 ~ 6 文字の英数文字
実行されたプログラムが一時データ用に使用するデータ セットを配置する DASD のタイプを指定します。
この値は Web ベース インターフェースで、[Settings]タブの[Software Installation]ページの[Unit]フィールド([System Settings]と[User Settings]の両方)を使用して変更できます。
以下の設定が PAS コンポーネント キーに対して利用可能です。
FTP プロキシの拡張設定のサンプルが格納されるメンバのデータ セットを定義します。
デフォルト: RunTimeMVSHLQPrefix.SAMPLIB
CA CSM ランタイム データ セットのプレフィクスを指定します。これはターゲット データ セットのランタイム コピーです。
この値は Web ベース インターフェースで変更できませんが、DBUPDATE を使用して修正できます。
FTP プロキシの拡張設定のサンプルが格納され、FTP および HTTP どちらの拡張設定も設定できるメンバを定義します。
デフォルト: PASADVOP
この値は Web ベース インターフェースで変更できませんが、DBUPDATE を使用して修正できます。
以下の設定がタスク管理に対して利用可能です。
CA CSM 内のセキュリティ機能が無効なとき、すべての CA CSM ユーザが完了したタスクを削除できるようにします。
任意のユーザが任意の完了タスクを削除できます。
ユーザは完了したタスクを削除できません。
注: セキュリティ機能が CA CSM で有効な場合、タスクの削除はセキュリティ リソースによって管理されるため、このパラメータは無視されます。
デフォルト: なし
この値は Web ベース インターフェースで変更できませんが、DBUPDATE を使用して修正できます。
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