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CA Datacom/MSM MUF スタートアップの IEC988I メッセージの有効化

CA CSM は、以下の情報を表示するオプションを提供します。

IEC988I jjj,sss,ddn{-#},dev,volser,dsn DATA SET NOT UNALLOCATED DURING
            CLOSE RCxx

アップグレードまたは新規インストール中にエラーとして解釈される可能性があるメッセージを可能な限り小さくするために、デフォルトでは CA CSM はこれらのメッセージの発行を行いません。

CA CSM を有効化し、コンソール ログおよびジョブ出力のメッセージを表示できます。

以下の手順に従います。

  1. CA Datacom/MSM Multi-User 機能(MUF)スタートアップ メンバ CUSMAC(DBDATIN1)の検索
  2. 以下のコントロール カードを検索します。
    PREVENT_IEC988 YES       PREVENT IEC988I MESSAGE
    
  3. コントロール カードの前の列にアスタリスク(*)を直接挿入して、コントロール カードをコメントアウトします。

    コントロール カードは以下のように表示されます。

    *PREVENT_IEC988 YES          PREVENT IEC988I MESSAGE
    
  4. CA CSM をリサイクルします。

    以下の順に CA CSM を停止し、次に逆順でそれを起動することで、CA CSM を再利用できます。

    1. MSMCPROC - SCS アドレス空間(利用可能な場合)
    2. MSMTCSRV - CA CSM アプリケーション サーバ
    3. MSMDBSVS - CA Datacom/MSM データベース(ジョブ メンバ MSMDBSVP を実行)
    4. MSMMUFS - CA Datacom/MSM MUF(ジョブ メンバ MSMMUFP を実行)

これらの変更を適用した後、コンソール ログに CA Datacom/MSM ユーティリティの open と close 機能を発行するジョブに対する IEC988I メッセージが表示される場合があります。 このメッセージは、open と close 機能が CA Datacom/MSM データ セット(特に複数のエクステント ディスク割り振りにあるデータ セット)に対して実行されるごとに表示されます。