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CA CSM の起動

このセクションでは、新規および既存の CA CSM インストールの CA CSM 起動プロセスについて説明します。

起動時に、CA CSM はファイル システムおよび USS ディレクトリを割り当ててマウントします。 MSMSetup.sh を実行する前に、APLROOT ファイル システム用のマウント ポイント(たとえば、/u/users/msmserv/mpm)を定義します。 CA CSM はファイル システムを割り当て、そのファイル システムをこのマウント ポイントにマウントします。

注: MSMSetupOptionsFile.properties の MountPath キーワードは、APLROOT ディレクトリを指定します。 MSMSetup.sh は、SAMPLIB(DBINIT)メンバの mpmPath パラメータに、この値を読み込みます。 CA CSM を初めて開始するときは、DBINIT メンバが使用されます。 起動時に、この値はデータベースに格納されます。 Web ベース インターフェースで[Settings]タブの[Mount Point Management]ページの[Application Root]フィールドを使用して、値を変更できます。

APLROOT ファイル システムの下では、CA CSM は sdsroot、scroot、ljroot、tmproot の 4 つの USS ディレクトリを作成します。 USS ディレクトリ ljwk は、ljroot ディレクトリの下に作成されます。

以下のリストは、永続ファイル システムおよびそれらのマウント ポイントを示します。

hfs_prefix

このプレフィクスは、MSMSetupOptionsFile.properties の MVSHFSDsnPrefix キーワードによって指定されます。 MSMSetup.sh は、SAMPLIB(DBINIT)メンバの mpmHlq パラメータに、この値を読み込みます。 起動時に、この値はデータベースに格納され、Web ベース インターフェースの[Settings]タブの[Mount Point Management]ページの[Data Set Prefix]フィールドを使用して値を変更できます。

tmproot USS ディレクトリは、CA CSM 稼働中に必要な一時ファイル システムを割り当ててマウントするために使用されます。

CA CSM が起動時にファイル システムをマウントするかどうかを定義できます。 Web ベース インターフェースの[Settings]タブの[Mount Point Management]ページには、[Automount]オプションがあります。 オプションが有効な場合、CA CSM は管理するすべてのファイル システムを検索してマウントします。 オプションが有効ではない場合、SYSx.PARMLIB の BPXPRMxx メンバを更新してマウント ポイントを管理します。