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新規アダプタの展開(手動)
新規アダプタを作成するための前提条件
新規アダプタの作成を始める前に、以下の条件をすべて整えておく必要があります。
- アダプタのルート フォルダ: サーバに CA Business Service Insight がインストールされている場合、このフォルダは Program Files\CA\Cloud Insight root folder に存在します。存在しない場合は作成する必要があります。
- 個別のアダプタ フォルダ: アダプタ ルート フォルダの下に、特定のアダプタ用のフォルダを作成します。
注: ユーザがアダプタ マネージャ ユーティリティを使用している場合、新規アダプタを追加する際にユーティリティによって自動でフォルダが作成されます。
- アダプタの実行可能ファイル: TextFileAdapter.exe(テキスト ファイル アダプタ用のテキスト ファイル アダプタ実行可能ファイル)および SQLAdapter.exe(SQL アダプタ用の SQL ファイル アダプタ実行可能ファイル)。 これらは、アプリケーション サーバの Program Files\CA\Cloud Insight\Adapters フォルダ下にあります。
注: アダプタ マネージャ ユーティリティを介したアダプタ作成プロセス中に、できる限りコピーの作成ではなく、実行可能ファイルのショートカットを作成するオプションを選択します。 これを行うと、アップグレードまたはサービス リリース(SR)が CA Business Service Insight に適用された場合に、確実にすべてのバイナリ コンポーンネントが正しくアップグレードされます。
- 設定テンプレート: アダプタ設定ファイルのテンプレート。 アダプタのルート フォルダ内にファイルを置きます。 これらは、アプリケーション サーバの Program Files\CA\Cloud Insight\Adapters フォルダ下にあります。 設定テンプレートは設定ファイルの作成に使用され、新規作成することを回避できます。 また、この目的で既存のアダプタ設定ファイルを使用することも一般的です。
- アダプタ マネージャ ユーティリティ: スタンドアロンの実行可能ファイル。 アプリケーション サーバの Program Files\CA\Cloud Insight\Utilities フォルダ下のユーティリティ フォルダから AdaptersManager.exe のコピーを作成すれば十分です。 このユーティリティを使用してアダプタを作成することは必須ではありません。このユーティリティは Windows サーバ上でのみ使用できます。
- 2 つの TCP/IP 空きポート: 1 つはアプリケーション サーバ上のアダプタリスナ用、もう 1 つはログ サーバ用。 ログ サーバのポートは通常 4040 です。
- 実行されている CA Business Service Insight アプリケーション サービス コンポーネントを確認します。 アダプタを実行するために、以下のサービス コンポーネントが実行されている必要があります。
- AdapterListener
- TaskHost
- LogServer
以下の手順に従います。
- アダプタ マネージャ ユーティリティを実行します(上記のアダプタ マネージャ ユーティリティのセクションを参照してください)。
- 上記の前提条件をすべて準備し、実行可能コマンド ラインでバッチ ファイルを作成します(「アダプタの実行モード」を参照してください)。