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アダプタの実行モード

アダプタは以下のどちらかで実行できます。

サービス

アダプタは標準の Windows サービスとしてインストールできます。 これによって、標準の Windows サービスと同様にアダプタのステータス(実行、一時停止、停止、自動)を制御できます。

Windows サービスとしてアダプタをインストールするには、アダプタの実行可能ファイルをコマンド ラインで実行します。-i はサービスとしてインストールし、-u はアンインストールします。

アプリケーション

アダプタの実行可能ファイルをコマンド ラインで実行します。 アダプタ コマンド ラインを実行する方法は以下のとおりです。

コマンド ライン オプション:

TextFileAdapter.exe -i | -u | -v | -d [-t] [-f configurationFileName] [-l logFileName] [-n serviceName]
[-a OblicoreAddress]  [-p OblicorePort] [-la LogGerheaDed] [-lp LogServerPort]

パラメータ

機能

-i

サービスのインストール

-u

サービスの削除

-v

バージョンの表示

-d

コンソール アプリケーションとしてアダプタを実行

-t

チェックのみ - 設定ファイルを確認して停止

-f

設定ファイル名の設定

-l

ログ ファイル名の設定

-n

サービス名の設定

-a

アプリケーション サーバ アドレスの設定

-p

アプリケーション サーバのポート番号(1024-49151)の設定

-la

ログ サーバ アドレスの設定

-lp

ログ サーバのポート番号(1024-49151)の設定

このタイプの実行は、一般的にプロジェクトに使用されます。 これは、.bat ファイルを介したアダプタの実行を許可し、また、アダプタ実行のタイミングを制御するために Windows スケジューラの使用を可能にします。 Windows スケジューラを使用してアダプタをスケジュールするには、実行モードを Run Once に設定する必要があります。

RunOnce: (オプション[yes/no])。 設定ファイルで「no」に設定した場合、一度実行したアダプタは連続して実行されます。 「yes」に設定されたファイル アダプタが実行されると、レコードを読み取り、新規レコードがない場合は自動で停止します。 ファイル アダプタはファイル全体を読み取り、次に数秒間待機した後、新規レコードの読み取りを試みます(SleepTime の設定によります)。 新規レコードがない場合、アダプタは停止します。 SQL アダプタは、クエリをそれぞれ 1 回のみ実行します。 RepeatUntilDry が「no」に設定されている場合はすぐに停止します。 RepeatUntilDry が「yes」に設定されている場合は待機します(SleepTime の設定によります)。 アダプタは再度クエリの実行を試み(クエリのスリープ時間に応じて)、新規レコードがない場合は停止します。

SleepTime 属性および RepeatUntilDry 属性の詳細については、「Adapter Configuration Specifications」を参照してください。

設定ファイルの CA Business Service Insight インターフェース セクションは、CA Business Service Insight への 2 つの接続モード(オンラインおよびオフライン)を指定する属性で構成されます。

オンライン モードでは、CA Business Service Insight にアダプタが接続して CA Business Service Insight から変換テーブルおよび制御コマンドを取得し、次にイベント、ステータスおよび変換リクエストを CA Business Service Insight に送信します。 オフライン モードでは、アダプタはローカルの変換テーブル ファイルで動作し、出力ファイルにイベントを書き込みます。

通常、オフライン モードは最初のアダプタ開発およびテスト時に使用します。

「yes」に設定した ConsoleDebugMode を使用すると、デバッグ メッセージをコンソールに表示できます。

インジケータについての詳細については、「Adapter Configuration Specifications」の ConsoleDebugMode 属性を参照してください。