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失敗の潜在的な原因

失敗の潜在的な原因

エンティティが転送に失敗するいくつかのシナリオがあります。 そのような考えられる失敗について、以下の表にまとめます。 特に指定のない限り。失敗はジョブ詳細ページにエラーとして表示されます。 失敗から回復するには、「回復方法」欄の手順に従って、コンテンツ転送ウィザードでもう一度エンティティを選択して、転送を再試行します。

注: エンティティを転送してエラーが発生した場合、エンティティの転送はすぐに停止します。 そのエラーを解決しても、同じエンティティで別のエラーが発生する可能性がないわけではありません。 再試行の後でのみ、(存在する場合は)次のエラーが表示されます。

エンティティ

失敗

回復方法

すべて

名前の競合を解消するために、ローカル環境のエンティティの名前としてローカル環境に既存の名前が入力された。

再度ウィザードを実行し、ローカル環境に存在しない名前を選択する。

 

エンティティが転送対象として選択されてから実際に転送されるまでの間に、ソース環境またはローカル環境でエンティティが変更された。

転送を再試行する。

契約

契約に、まだコミットされていないバージョンが存在する他の契約のメトリックへの登録が含まれる。

登録を削除する(新しいバージョンの作成とコミットを含む)か、他の契約バージョンをコミットする。

 

契約に、ステータスがアーカイブ済みである他の契約のメトリックへの登録が含まれる。

登録を削除する(新しいバージョンの作成とコミットを含む)か、他の契約のアーカイブを元に戻す。

 

契約がローカル環境にすでに存在し、まだコミットされていないバージョンである。

ローカル環境の契約バージョンを削除する。

 

契約がローカル環境にすでに存在するが、ステータスがアーカイブ済みである。

ローカル環境の契約のアーカイブを元に戻す。

 

ローカル環境にまだコミットされていない同じ名前の契約が存在する。

同じ名前の契約の名前を変更する。

 

契約の開始日がローカル環境のパージ期日より前である。

非該当

 

契約に含まれるメトリックのメトリック タイプおよびメトリックが含まれる契約セクションがローカル環境に存在しない。

カスタマイズ スクリプトを実行して、ソース環境の定義に一致するように、該当するセクションおよびメトリック タイプをローカル環境に作成する。

 

ソース環境で定義されていないか、またはオプションとして定義されている契約カスタム属性が、ローカル環境で必須契約カスタム属性として定義されている。

ローカル環境でカスタム属性をオプション属性に変更する。

 

ステータスが保留中の契約がローカル環境に転送された後で、ユーザがソース環境で[コミットの取り消し]を実行した。

ローカル環境の最後のバージョンのステータスが保留中の場合は、ローカル環境のバージョンで「コミットの取り消し」を実行し、バージョンを削除する。

ローカル環境の最終バージョンが有効または無効の場合は、ローカル環境から契約をパージする。

 

一時的な問題または解決策がわからない問題が原因で上記以外の予期しない失敗が発生した。

ローカル環境で契約をパージするか、またはローカル環境で契約のコミットされていない最終バージョンを削除する。

 

契約にクイック メトリックが含まれる。

非該当

 

転送する契約に別の契約のメトリックへの登録が含まれる一方で、その契約には転送する契約の登録が含まれる。

転送する契約を選択した後で、コンテンツ転送ウィザードで[次へ]ボタンをクリックすると、エラーがポップアップ表示される。

ビジネス ロジック モジュール

ビジネス ロジック モジュールのステータスが保留中である。

この状況は、ビジネス ロジック モジュールが作成されてステータスが有効になった後、新しいバージョンを作成およびコミットしてからバックグラウンド プロセスによってステータスが有効に変更されるまでの間に、発生する可能性がある。

 

バックグラウンド プロセスによってステータスが保留中から有効に変更されるまで待機する。

 

ローカル環境でビジネス ロジック モジュールのステータスが保留中である。

バックグラウンド プロセスによってステータスが保留中から有効に変更されるまで待機する。

 

ローカル環境のビジネス ロジック モジュールに、ステータスが暫定の新しいバージョンが存在する。

暫定バージョンを削除するか、またはコミットする。

 

一時的な問題または解決策がわからない問題が原因で上記以外の予期しない失敗が発生した。

ビジネス ロジック モジュールまたはそのコミットされていないバージョンを削除する。

レポート

関連するレポート定義によるループが存在する。 たとえば、レポート A がレポート B に関連付けられ、レポート B がレポート C に関連付けられ、レポート C がレポート A に関連付けられている。

転送するレポートを選択した後で、コンテンツ転送ウィザードで[次へ]ボタンをクリックすると、エラーがポップアップ表示される。

リソース、リソース グループ

ソース環境で定義されていないか、またはオプションとして定義されているリソースまたはリソース グループのカスタム属性が、ローカル環境で必須契約カスタム属性として定義されている。

ローカル環境でカスタム属性をオプション属性に変更する。

 

リソースまたはリソース グループがローカル環境に存在し、コミットされていない変更がある。

変更をコミットするか、またはコミットされていない変更を削除する。

 

コンテンツ転送ウィザードではリソースとリソース グループの間の名前の競合は検出されない。 たとえばソース環境のリソース グループの名前とローカル環境のリソースの名前が同じ場合に転送でエラーが発生する。

手動でローカル環境のリソースまたはリソース グループの名前を変更する。

 

ローカル環境でまだコミットされていない同じ名前のリソースまたはリソース グループが存在する。

同じ名前のリソースまたはリソース グループの名前を変更する。

契約関係者、契約関係者グループ、サービス、サービス グループ、リソース、リソース グループ

コンテンツ転送ウィザードではエンティティとエンティティ グループの間の名前の競合は検出されない。 たとえばソース環境の契約関係者の名前とローカル環境の契約関係者グループの名前が同じ場合に転送でエラーが発生する。

手動でローカル環境のエンティティの名前を変更する。

イベント タイプ

ローカル環境において、メトリックまたはアラート プロファイルですでに使用されているイベント タイプへの変更を転送すると失敗する。

非該当

契約関係者、契約、サービス ドメイン、ドメイン カテゴリ、レポート フォルダ、レポート

親エンティティのスコープで名前が一意であるエンティティの場合、名前の競合は親エンティティのレベルでのみ表示される。 ユーザが[リンクおよび上書き]を選択した場合、子レベルで名前が競合すると、ジョブが失敗する。

もう一度ウィザードを実行して転送を再試行し、子エンティティに対して表示される名前の競合を解消する。