製品の更新

ACE

ACE1 は CA Business Service Insight 8.2.5 用のデフォルトエンジンです。 ACE2 は、パフォーマンスまたはロード実装に関して高い要求をお持ちのお客様を対象としています。このようなお客様は、アップグレードして ACE2 を使用することをお勧めします。 ACE2 の技術を最大に活用するよう実装を設計し、最適化する方法については、CA サポートにお問い合わせください。

新規インストールの場合、デフォルトエンジンは ACE1 です。 ACE2、PslWorker、および ACETransition サービスが追加されましたが、インストールはされません。
注：サービスでは、ACE2 は ACE on JBOSS Application Server のように表示されます。
ACE2 を使用するには、以下のアクションを実行します。
- ACE2、ACETransition、および PslWorker サービスをインストールするには、コンソールで以下のコマンドを実行します。
```
wrapper -i ace2_wrapper.conf
wrapper -i wrapper.conf set.APPN=1 set.service_user=domain_name¥login set.service_password=password
AceTransition –i
```
  ここで、domain_name、login、および password はユーザ独自の値に置き換えます。
- ACE2、Transition、および PslWorker サービスを、「自動」で開始するように設定します。
- UI を使用して手動で ACE2 にマイグレートします。
- システム設定テーブルで、デフォルトエンジンを ACE2 に変更します。
- ACE2 が実行中のエンジンである場合は、PslWriter サービスをシャットダウンし、無効にします。
旧バージョンからアップグレードする場合、デフォルトエンジンは変わりません。
8.1.1 またはそれより古いバージョンからアップグレードする場合で、デフォルトエンジンが ACE2 のときは、キューマイグレーションを実行します。 ACE2 サービスが開始されたことを確認し、コンソールで以下のコマンドを実行します。
```
QueueMigration user password tnsname
```
ここで、user、password、および tnsname は、スキーマユーザ名、スキーマユーザパスワード、および tns 名です。

注：現在 8.x または拡張バージョンを使用していて、8.2.5 以前のバージョンのインストールを希望するお客様の場合、デフォルトエンジンは ACE2 なので、アップグレードの前に以下のコマンドを実行する必要があります。
```
Update t_system_configurations set sys_config_value = 0 where sys_config_name = ‘is_ace2_default_engine’ commit;
```

Oracle Java Runtime Environment （JRE）

CA Business Service Insight には、Oracle Java Runtime Environment （JRE） 1.7.0_25 が含まれるようになりました。

サービス測定指標（SMI）

CA Business Service Insight はサービス測定インデックス（SMI）機能をサポートしなくなりました。

注：いくつかの許可および設定は SMI 機能にのみ関連し、CA Business Service Insight 8.2.5 に影響しません。